立冬の朝
おとっつぁま おはようございます。
やっぱり立冬。寒いんでつけておきましょうかぁ(ヒーター)?
「だーめだっけ つけんなぁ〜」
「はーい」
「なーに つけたらわかんねぇんだ そのままにしておけぇ〜」
東北に限ったことではないのかもしれませんが
これまでこうした「やさしさ」の経験の無かった私には当初は戸惑ったけど
ひとつひとつがありありと理解されてきた15年。
被災地でも同じことを感じました。
そのままにしておくやさしさ。
野口晴哉さんの著書にもありましたが
「そうしてしまったら 人間の身体は気付かないで進化してしまう。」
寒いだろうからってヒーターつけておいたら
ただでさえぼやけている感覚がぬくぬくと温かさでさらに弱ってしまう。
ちゃんと自分でぎりぎりまで寒さを感じて、
その時身体でいろいろ工夫して機能させる。
それでも寒かったらつけるからっ!
というメッセージがおっとつぁんさまの言葉にはある。
ほんとうのやさしさとは
手を差し伸べることでも
良いだろうからと整備することでもないことを
ここが教えてくれました。
そしてまったく同じことを
日々のヨーガが静かに語りかけてきます。
Tryambakam
(u人u)
Om santih