オーガニックフェスタ（９／８・９日）に今年も楽しい気持ちで参加させていただきました。

お天気は雨マーク。
それでも壮大荘厳な焼走り（岩手山噴火（１７３１〜２）で中腹から山肌へ広がった熔岩流の岩石帯）に立てば、日々の何やこれやはちっぽけに感じます。
会場で自然循環の一部を担っていると実感しながら暮らす人たちとのふれあいが、訪れた人は心を晴ればれにしていました。
あたたかい微笑みが行き交っていましたから…。

ヨーガ体験会「心が豊かになるヨーガの話」。
小屋の中がどこまでも広くなるような時間が、私自身していて心地よくゆったり流れました。
雨の中わざわざヨーガが好きで！と訪れてくださった方も。

岩手県有機農連合会が八幡平市と共済し開催して第６回。
今年は開催日の数日まえに、北海道地震がありました。大震災や津波、洪水を経験する岩手県。
天災よりも人を苦しめるのは納める年貢だと本で読みました。
日々わたしたちが働きに注ぐ力や時間、持っている能力や傾け仕える心と社会との循環を見つめる日でした。

毎日のそれぞれの時間を、心と身体をいまここに棲まわせながら気付きをもって生きる。
この反対の生き方は、いまここを忘れて生きること。
いまここにいることを忘れてしまったら、心と身体がここに棲んでいないので、本当に生きたのだという体験を持たないまま人生は経過し終わってしまうから。
と、釈尊のことばも浮かんできました。

今年もありがとうございました。

ヨーガを通じて何かお手伝いできることがあれば、これからも通じ合える場に感謝し手伝わせていただきます。

Tryambakam Yoga Center
早野智子