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Y.L.S.月例会のご案内

2019.01.28

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ヨーガ・ライフ・ソサエティ(Y.L.S.)の月例(毎月の)会
ヨーガはライフ=生いきている瞬間瞬間の内で成長するのだというスヴァーミー・シヴァーナンダを慕い、シヴァーナンダさんについて共にあゆまれてきた成瀬貴良先生からヨーガを教わる仲間の集まり。気持ちがあれば誰でも受講いただけます。

期日:毎月第1週目㈯
2月:2月2日㈯
場所:北沢地区会館
小田急線東北沢より徒歩3分
*固定場所ではありません。変わることもあります。
時間:学習 16:00〜17:30
実習 18:00〜19:30 ※2月はありません。
申込・詳細問合せ先
info@tryambakam.jp
080-5464-1050(狛江校 トリャンバカムヨーガセンター早野)

精神世界では絶えずグルの助けを必要とします。にもかかわらず、近頃の若い求道者は自身過剰に陥ったり、傲慢になったり、強引に自己主張を通す傾向があります。
グルが必要だとも思っていても、システムに教わった彼らはその存在がわかりません。
最初から何も束縛を受けない自立したなかで学んできたので気付けないでいます。
彼らは「気ままな自己のペ―ス」や気付きを与えられたものと誤って解釈しています。これはとても深刻で嘆かわしいことであり、若い求道者がなかなか成長しない原因の一つになっています。

彼らはほんの少しハーモニュームを学び、ほんの少し話力のある若い男は演壇に上り、2、3年でグルやアーチャーリヤ(先生、教師)の振りをすると、きれいな紙や色の印刷のパンフレットのような本を出し、歌を歌い、自分自身のグループを作ります。

アーサナや、プラーナーヤーマを学んだという若い男は40日間持ちこたえるために、内緒で持ち込んだ食料と共に地下に掘った小さな部屋に自分自身を閉じ込めました。何日間は飢えと渇きを癒すために何かの根を食べました。小屋の中で彼が何をしているか、神さまはご存知です!そして、まるでサマーディに入ったような振りをして小屋から出てくるのです。しかし、これはディティクシャー(辛抱。忍耐。)のほんのわずかな実践に過ぎません。
サマーディは公の場で行う見世物ではありませんし見せられるものでもありません。
しかし、このような行為は人から人へと伝わりやすく多くの若者がこのような見世物や芸当を初めてしまいました。

精神的指導者は自分自身の派閥(グループ)を作るべきではありません。広範囲にわたる洞察力を持つべきです。派閥を作ることは世の中の平和を乱すために争いの場を作るようなもので、その地域に対しては良いことよりも害をなすようになるでしょう。

商業ベースに乗った教師はグルやアーチャーリヤの振りをして、弟子やお金を集めている偽善者たちの行為を大変不愉快に思っています。彼らはこの社会における疫病のようなものです。彼らのためにグルは単に商売になってしまいました。こんなことは根こそぎに取り除いてしまわなくてはなりません。彼らは大混乱を引き起こし多大な害を及ぼしています。商売上手なグルのためにインドはその精神的栄光を失いつつあります。この深刻な病癖を根こそぎにするために、ただちに思い切った手段が取られるべきです。根絶するために、あらゆる手段を尽くすべきです。

それは見るも恐ろしい装いをし、しかもとても人にうつり易いものです。多くの人がより良い生活のために、この商業ベースにのったグル、商売上手なグルに成りました。偽もののいんちきグルによって生活の貧しい人たちがかなりの規模で食い物にされました。なんと恥ずべきことでしょう。

多くのグルがあちこちと動き回り、講義をしたり説教をしています。彼らは『ブラフマ・スートラ』や『ギーター』を知ってはいますが、真の知識もなく瞑想もしません。彼らはすぐイライラし、癇癪を起こします。

彼らのアビマーナ(高慢、偏見)はとても強いのです。彼らには聖なるものの持つ特徴やサードゥトヴァ(親切)がありません。奉仕の精神がありません。
彼らは人々の背中に手を当てて祝福しますが、一人も最後の至福にまで導いてあげることができません。

社会や大衆は見せられただけでその人を特別に扱います。過信してはいけません。社会や大衆はそのようないんちきヨーギーに簡単に騙されてしまします。
私たちは識別知や理性の力といったものを使わなくてはなりません。行為や働き(ヴィリッティ)の本質(スヴァバーヴァ)を学び、彼に対して聖典に関する知識を試さなくてはなりません。

続きはY.L.S.月例会の授業でどうぞ。
問合せ頂いた方に詳細をご案内するメールをお送りします。

生きる上で確かに実利は重要です。
インドでも生きる三大目標のひとつにアルタ(実利。利益。)があります。
しかし、この著書では、スヴァーミーが真のグルが必要なことを忠告しています。
グルについて日本では、悪い仲間同士をグルと使ったりするので良い印象より、恐ろしい風があります。しかし、私たちの魂、本質、性分である己を魂の完成、あるいは本来の姿へ導く強い光のようなものとお考えください。

それを思うとき(現存しているものとはかぎりません)力が湧きます。
海のようで、良いところも、悪いところもすべてを知って、しかし含めてくださっています。
その上で善きへと必ず導いてくださるのです。
そこには互いの信頼関係があります。
もし疑念があるのならばそれはあなたの光(グル)ではないのです。

Tryambakam Yoga Center
(Y.L.S.狛江校)

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