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改めて!アビャーサ

2019.09.02

Category { 教室トーク }
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<2019年 9月第一週目>

 9月に入りました。年の終わりまで4ヶ月。
「今年、何も為したことをまとめられずに終わってしまうぞ」と少し姿勢が正された週末でした。長いこと同じことをしていると、…どんなことでもそうではないでしょうか、萎えてしまうことがあるものです。

 みなさんはこの教室でヨーガを知らぬ間に随分と継続されて続けられてきたと思っているでしょう。
 今朝は成瀬貴良先生からも、この週末は青森で、10年継続したお礼だと温泉へ連れて行ってもらって来ましたというメールをいただきました。

 その日に、その曜日に、その時間までに、共にするための時間をあけられる準備をして向き合え(和え)たのです。少し大げさですが(笑)。
 トリャンバカム・ヨーガ・センターが「同じ曜日、同じ時間に、同じマットに坐る」ということを第一歩に掲げているのは、ヨーガというのがあらゆることに対応できる可能性の準備、きっかけを与えてくれるものであるからです。アビャーサ(修習、実習のこと。長きにわたって絶え間なく厳しく行なわれ堅固と成るの意味。)

 一生修行という言葉とおり、世界中には今日もヨーガに人生を捧げるべく学ぼうとリシケーシをはじめとする宗教を超える「るつぼ」のインドの聖地に集まっているでしょう。人生の目的到達へ向けて準備する自己を実感し、それで良いかと問い続け、真の理解、真理を為そうと向かっている人びとです。準備の意味を理解し世話をし、理解と修習から難なく継続させる人は目標達成し、ゆくは自分自身や信頼する者への世話などは卒業し、持つ力を他者へ向けているのです。

 この日、この曜日、この時間までにみなさんは時間をあけることができているということを自覚されてください。あけるという字は、空とも、明るいとも開くとも充てられるでしょう。自分自身や愛するものたちが今日を気持ち良くはじめていく世話はさらさらとし終えて、安らぎの関係性、心を整頓し正していくステージへと時間を充てられる方々です。
 世間には、身の回りの世話である家の掃除やご飯を作ること、洗濯をしてもらえる人も居ます。そういう人達は心を整頓するところから始められます。そうするかは別として。
 しかし皆さんはメイドさんの要不要を課題などにはしません。難なくささーっとそれらを終えられるからです。ここに長らく来られていることがその証明です。その恵みをご自覚され、さあ次のステージで舞ましょう。心を整えて見つめてゆきましょう。これはすばらしい、人間らしく生きるというスタートラインであり、美しくてすばらしいことです。

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