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閉館から一ヶ月。伝導のうた。

2020.05.12

Category { 教室トーク }
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泉の森会館の閉鎖から一ヶ月 …。

皆さまの不安を煽るようなことは続けられません。4月8日㈬、会館閉鎖と同時にトリャンバカムの授業もクローズ
一週間、二週間…

を突き合わせ、静寂でもしっかりと伝導することをたいせつにして来ましたから、随分考えてみました。
配信でするヨーガ授業の態勢はどうなのだろう、それはよいだろうかと。

自分なりに工夫してやっていこう」こそヨーガであり、人間の人生ですが
実は、これがたいへんで、ともすればヨーガである姿勢は、たいへんすぎて崩れてしまうからです。
崩れてもいい、また努力する…そう、それができるのが人間で、人間の人生です。
実感を通じ、よく…よく…わかるのです。

「配信の授業をするお考えはありませんか!」
会員様からの強い願望の声に涙するほど伝わってきました。

これまでの培った大地が崩れてしまってはいけません!へし折れてしまってはいけません!
今を嫌いになってしまっては、これはいけません!
たいへんな人が少し楽になればいい。
毎日をやっていく励みや、そのきっかけになればいいのだ…。

始めることにしたzoomの配信授業。絆創膏授業です。

受講生の環境はさまざま。
スマートフォン、タブレット、パソコン
日々使い慣れている方、まったく苦手でむしろ嫌いな方、
「やってみたら意外と楽でした」
「画面が小さいけれど、声が聞こえていれば十分できます」
「楽になりました。拒否していたけれど思い切ってよかった」

と。ホッとしております。

でも、中には、シルバー用のスマホで、容量不足という方も一人おられました。

皆さまの自粛姿勢で、まもなく解除になるでしょうが
今度は今の馴れた状態からの変化がやってきます。
二週間という時間は人をすっかり馴れさせてしまうのですから。
これまでの培った土壌がある方が配信で楽を感じ伝導するのです。
これまでの土壌がないなら、伝導は難しく、ただの珍しいことを体験する暇つぶしのお遊びに。

どうぞ、長く生徒さんとじっくり坐って伝えて来たヨーガティーチャーさま、配信を開講することもよいのかもしれません。今からでも。
狛江市近隣の生徒の皆さま、岩手の皆さまは、ほんとうにアヴィヤーサ(規則正しい継続)、そしてヴァイラーギャ(離欲)がありました。日常にまっすぐ、忙しいからこそできて来たのでしょう。毎日、また毎週を規則正しく、そして長く長く通われやって来たからなのだとつくづく合掌するのです。


Y.L.S.狛江
Tryambakam Yoga Center

早野智子

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