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満月のときとYOGAプラーナーヤーマ

2020.06.08

Category { 教室トーク }
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満月🌕ですからプラーナーヤーマをしましょう。…精神的に弱い人、影響を受けやすいとか無意識という意味の弱いという意味ですが、満月のときに誤った考えになりやすいというを、ヨーガ僧から以前に聞いたことがあります。だから満月のときは事故や犯罪が起きやすいと。ですからわたしたちはプラーナーヤーマヨーガをして、意識することができる人間であることです」と。人だけが今を意識し、見つめられる知性を持っている生命体なのだと。

レッスン中の話でしたが生徒のU様、「聞き逃したのでもう少し聞きたいです」と質問がありました。
 →スヴァーミージー(ヨーガ僧)の講和録の冊子は購入できます。(Y.L.S.図書 ¥1,500)

さて。
月の形に応じてわたしたちは何か異なった感覚や影響を受ける……の?

その応えはー
「少し考えて見ましょう。」「とても自然なことなのです。」

実感がないとか影響を感じない人が鈍感で
あるから細やかな感覚を持っているという話ではまったく、ありません。
実感の有る無しはここでは置いておきましょう。
ただ、影響を受けているとは、とても自然なことなのです。

……繊細という言葉の使い方が一般的に少々、誤解が起きやすいかもしれませんね〜。

自然の話からしましょう。
体内の水分量が、胎児は90%で子どもが70%、成人は60〜65%ほどで高齢者だと50〜55%ほどと、聞いたことがあると思います。
地球の水分量も似ています。「水の惑星、青い地球」と呼ばれる70%ほどが水域。
そして、ご周知の通り、海の水は宇宙エネルギーである月の引力に影響されて、満ちたり引いたりします。
わたしたちがほとんど水分なら、影響を受けるのは、考えてみればとても自然なのです。

次に自然な体温のことです。
自然だと良いですね。
蓮の花が蕾の中が36〜37℃、ちょうど人の体温ほどになると開花します。
また、蓮は蕾の中に虫たちを生息させているので、あたたかいのです。
あたたかな環境、土地にさまざまが生息し循環しているという世界です。

対して、自然ではない、アンバランスのとき、体温はとても下がったり、とても上がったりします。
緊張のとき、体温は一般に下がります。常でない冷えは機能が良く働きません。
不快な環境、土地はさまざまに不機能に…不快は誤った判断でを生み、さらにその循環が起きてしまう世界です。

もし日常の環境が変化ばかりであれば(あちこち移動があったり、人に多く会う関係を持つ方など)、緊張の連続で体温は下がって、身体内の満潮、干潮の機能も不自然になるのですね〜。感じることさえ感じなくなるでしょう。
でも、わるいとか良いという話ではありません。なぜなら、生きる社会では、それ以上に気を付けたり、しなくてはならないことがあり、そちらをしっかりとやっているのですから。

お分かりでしょうか?
わたしたちも自然の循環の一部ですからと、満月になれば影響を受けて身体内は満ち、緩み、開くのです。

自然のままに生きるとは、ある意味では影響を受けっぱなしです。
ですからここでヨーガは言うのです。
プラーナーヤーマやアーサナをしなさいと。
ヨーガの生きる方法によって認識が意識された生活ならば、宇宙からの引力を有効に活用することができると。
ヨーガが言っているのは、人間は、生物や植物、鉱物とは異なる特別な知性を持つ生命なのだと。
自然とともに生きる人は、知覚を認識し、知性(人間だけがもつ能力)によって高めることができる生命体だということです。

プラーナーヤーマによって人間としての能力を生かして生きる人になっていけると、古来から実際の体験で実験済みで言われているのです。
自然に生きるとは、自然と共に生きるとは、自然のまんまではないのです。
自然のままでは動植物、鉱物と同じです。わたしたちは知覚を知性で高められるのですよ、とヨーガはその方法を教えています。

Tryambakam Yoga Center

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