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ヨーガ的断捨離術 

2020.06.18

Category { 月刊新聞 }
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{ヨーガ的断捨離術}

そもそも断捨離という言葉。2009年に出版された『片付け術・断捨離』(マガジンハウス/やましたひでこ)で世間で耳にする言葉になったとか。
当時「うまいことを言っている」と共感したのは当然で、わたしに限らずほんの少しでもヨーガをかじられた人は、ヨーガの修行、行そのものが含まれると、わたくしと同様に感じられたと思います。

初めて断捨離という言葉を表記したのは沖正弘氏とwikipediaにあります。まだ日本でヨーガの名がなく、伝えた第一人者とも言われている先生。ヨーガの教えを伝え広める際に応用され表記したと説明しています。『片付け術・断捨離』の著やました氏は言葉を拝借する際、沖正弘先生の著書や思想に触れたとは想像できますし……たいへん熱意あるヨーギニーのお一人、大先輩かも分かりません。

断捨離は「もったいない」と離れられなかった物から、執着心を断ち・離して・捨てる。
単なる片付けでを指す言葉ではないことは、気をつけて確認したいところ。↓ ↓ ↓ {聖典講座のご案内}
近年聞くようになった終活の言葉もまた、本来の断捨離の意味が究極にヨーガ的に解釈されていく経過の言葉であるのかしらと想像される姿勢の言葉。

さて、断捨離するモノは、物象であれ、事象であれ、心象でも、この宇宙に現れるすべてのモノには三種の特質があります。誕生は、何かの力(エネルギー)が作用して在るのですから質、性質、特質、タイプがあることは理解できます。三種とは:ラジャス(激質)タマス(暗質)サットヴァ(純質)です。

どんなものにもある三種の特質を知ることは何を捨てるかよりも、何を大切にしていくのかがはっきり自覚できる。楽な人生になるでしょう。

{聖典講座のご案内}
精神を民衆に説いたヒンドゥー教を代表する数珠の聖典『バガヴァッド・ギーター』の最終章(18章)はティヤーガとサンニャーサ(捨離)について説いています。

講座名:サット・サンガ
開催者:Y.L.S.(ヨーガ・ライフ・ソサエティ)
Y.L.S.狛江・盛岡校 トリャンバカム・ヨーガ・センター
講 師:成瀬貴良先生ほか
期 日:毎月 第一週㈯
9月5日/10月3日/11月7日
時 間:14時〜15時30分
場 所:リモート授業・会場受講希望の方は北沢地区会館
申込み:info@tryambakam.jp

Tryambakam Yoga Center

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コメント / トラックバック2件

  1. 匿名 より:

    私の父は「行いがものを言う」と。「行いで示せ」とも。言う。
    どこかで、ストンと入り込んでいたのか、、、?
    19年前、チョイ乗りオートバイで抜け道を探していて迷子。前の車椅子の後ろに従いついてゆくと大きな広場、園庭が目の前に展開。そこは、重度障碍者施設であった。使える機能を活かし懸命に車椅子操作をしている生活の場「日野療護園」でした。
    一週間のうちの2時間だけはつぶしてもいい!このことが今もって繋がってくれています。なんでもないことの中に意味があるのかもしれません。だんだん離れがたくなるのです。楽しくて!!

  2. tyc より:

    匿名様へ  お読みいただきありがとうございます。断捨離の言葉と文章から思い出されたのでしょうね。最後に書かれていた、だんだん離れがたくなる心は執着で苦悩へ続く原因で煩悩ですが、お父様の「行ないがものを言う」「行ないで示せ」の言葉通りであれば捨離され、煩悩が断たれていますが、行くことができなくなったらさみしいな、とか、行くことで役立っているかしら?など「心が行ないを言う」になったり、「心が行ないになる」になった場合は捨離ではなく、逆に持っていますね。
    こういう違いを教えてくれる言葉に、はっとさせられるものです。
    ありがとうございました。 Tryambaka

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