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2021.07.22

Category { 月刊新聞 }
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隔週開催のヨーガ学習会。
次回は8月2日(金)

今日は瞑想とサマーディ(三昧)がテーマでした。
今日の感想
会員M.Hさん。
「瞑想がブームですよね。
仕事の空き時間で積極的に進める会社などもあって、昼寝でもいいからと(笑)手軽にしようと推奨されているようです。
でも、今日の資料の<瞑想の二十のヒント>を読んでみれば・・・
これは、どうしても現実的には難しいな、「ムリっ」😅と思ってしまうのです。
どうなのでしょう」。

確かに、鍵のある部屋を準備し、朝は4時にきて、一人静かに座って、姿勢を真っ直ぐに、眉間を凝視し、食事はサトヴィックなもの……、その通りです。

「現実的ではない」「どうなのでしょう」の質問です。
現実的かどうか?は、わたしたちが現実的と思っていることとは?という問題になると思います。

オフィスでされる気軽な瞑想と、資料の瞑想のヒントの「云われ」の比較ですが、
後者、資料は「瞑想の二十のヒント」とあるようにヒントであり、ヒント=(イコール)実践法ではないということ。
伝えたい項目絞ると20となったのでしょう。20項目に絞るに至るヒントは見えていません。
教典などもそうですが、伝承の言葉(文字)は限られた言葉で伝えています。
「どうして教示はこんな風に言うのだろう」と気付いていくのは、やった人しかわかりません。

ご自身が「瞑想やヨーガを生活に取り込んでみようか!」と決心したなら準備をしなくてはなりません。
実際に少ししてみる準備です。
あれもこれもの大荷物では歩けませんので、
まず一つ。
「これだけは」と。

一つ、これをしようと決めたら、まず、それをしたらいいです。その他の項目は、その時は無し。考えません。
そして
先ずする。最初にする。これはコツです。

「やればいいのだ」と思っています。
でもやればいいくらいだとやれなくなりますよ(笑)。
先ずなのです!

ここで思い起こす話があります。
成瀬 貴良先生が若い頃、ヨーガに夢中になっちゃった時のお話をしてくださったことがありました。
「本当にヨーガをやってみたくて、やってみたくて、当時の教室では今のようなヨーガなんてまだ知られていなかった時代だったから、ヨーガ教室と言ってもウサギ飛びとか腕立て伏せとかしてたんですよ。ですから、佐保田先生の本なんかを読むと読んで試してみたくて仕方なかったんですね。それで、会社の昼休みはチャンスだと思ったから、近くの公園でしていましたよ。
皆さんはきっと、どうですか?やろうと思ったらお昼を食べて、残りの時間でしませんか?
きっと休憩時間になったら銀行に行かなくちゃとか、電話をしなくちゃとか、休憩時間になったら…って思っていたことをまずしますよね。
私は先ずヨーガをやったんですね。そうしないとする時間っていうのはなくなっちゃうからです。休憩時間にしようと思っていたようなことは後にして先に(ヨーガを)してしまって、残りの10分くらいでメシとか家族に頼まれていたこととかを急いでやったんですね。」

と。

この話の内容は私の先生です。
と言うのも、私はいつもギリギリまでしないからです(笑)。

コトをすればコトは増えるんです。
真面目で熱心なほど。
決めた決意をまず先にすることをおすヽめします。


書きながら、再び内省。。。

Tryambakam Yoga Center
tomoko

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