自粛解除になって開館した第一日目
扉は開け放たれた
気持ちいい〜
…と、感じるのはわたしだけ…?
集中できないなぁ〜という方もあったかしらん。当然です。だからヨーガは窓や戸口の狭い、ところで静かにするのですもの。最初はそうした庵がみなさんを助けてくれます。
心で思ったこと、それになっていきます。
自転車を思えば心は自転車になります。
人の話声を思えば心は人の話になります。
木々の音を思えば木になり、
風で鳴る扉を思えば戸や風になるのです。
後はもう万華鏡
くるくる展開。経験してきたことがビューンと現れて、心はすっかり{ここに居ない}。
不快に思うなら不快な経験が浮かんだのでしょう。案外とわたしたちの記憶は不快なものの方が印象に残っているものです。
ここで、わたしたちはヨーガをして練習をしているのです。
わたしたちの意識は{ここには居ない}ですから。
否定的でいそがしいものにならず
神さまを、天を思ってください。
阿弥陀様やお釈迦さん、
シヴァをクリシュナを、女神等を思って、喜こんでいただく姿勢でその御足元に慎まやかに坐りましょう。
記憶には不快なことが多いもの…ならば
これからみなさんがしていく経験を美しい姿勢で、成長で潔い不快の無いものにしていきましょう。シャーンティの経験がシャーンティの入口です。
練習の経験こそヨーガです。
神を思いましょう。
起こっている今と戯れて歌いましょう
踊りましょう
経験すべてがこの大自然界、大宇宙の内で起こり、すべてが成長へ向かって流れていることを見てください。
どんな出来事も、生命力を維持する潔い現れです。開かれた平等の心で見つめましょう。
練習しているんです。
Tryambakam Yoga Center
早野智子
今週のヨーガはこちら ←クリックください。
泉の森会館の閉鎖から一ヶ月 …。
皆さまの不安を煽るようなことは続けられません。4月8日㈬、会館閉鎖と同時にトリャンバカムの授業もクローズ。
一週間、二週間…
膝を突き合わせ、静寂でもしっかりと伝導することをたいせつにして来ましたから、随分考えてみました。
配信でするヨーガ授業の態勢はどうなのだろう、それはよいだろうかと。
「自分なりに工夫してやっていこう」こそヨーガであり、人間の人生ですが
実は、これがたいへんで、ともすればヨーガである姿勢は、たいへんすぎて崩れてしまうからです。
崩れてもいい、また努力する…そう、それができるのが人間で、人間の人生です。
実感を通じ、よく…よく…わかるのです。
「配信の授業をするお考えはありませんか!」
会員様からの強い願望の声に涙するほど伝わってきました。
これまでの培った大地が崩れてしまってはいけません!へし折れてしまってはいけません!
今を嫌いになってしまっては、これはいけません!
たいへんな人が少し楽になればいい。
毎日をやっていく励みや、そのきっかけになればいいのだ…。
始めることにしたzoomの配信授業。絆創膏授業です。
受講生の環境はさまざま。
スマートフォン、タブレット、パソコン
日々使い慣れている方、まったく苦手でむしろ嫌いな方、
「やってみたら意外と楽でした」
「画面が小さいけれど、声が聞こえていれば十分できます」
「楽になりました。拒否していたけれど思い切ってよかった」
と。ホッとしております。
でも、中には、シルバー用のスマホで、容量不足という方も一人おられました。
皆さまの自粛姿勢で、まもなく解除になるでしょうが
今度は今の馴れた状態からの変化がやってきます。
二週間という時間は人をすっかり馴れさせてしまうのですから。
これまでの培った土壌がある方が配信で楽を感じ伝導するのです。
これまでの土壌がないなら、伝導は難しく、ただの珍しいことを体験する暇つぶしのお遊びに。
どうぞ、長く生徒さんとじっくり坐って伝えて来たヨーガティーチャーさま、配信を開講することもよいのかもしれません。今からでも。
狛江市近隣の生徒の皆さま、岩手の皆さまは、ほんとうにアヴィヤーサ(規則正しい継続)、そしてヴァイラーギャ(離欲)がありました。日常にまっすぐ、忙しいからこそできて来たのでしょう。毎日、また毎週を規則正しく、そして長く長く通われやって来たからなのだとつくづく合掌するのです。
ॐ
Y.L.S.狛江
Tryambakam Yoga Center
早野智子
「うなぎの寝床YOGA❗だな。最高。」と、会員№11の主人が言いました。
配信のヨーガをする部屋の扉の後ろの狭い場所でいっしょにしていたのかな(笑)
(狭いのに最高?)
思い出した話がありました。
「狭いアパートに入ることになって、
ただでさえ狭いのにベッド置いたらもう細〜いスペースしか空かなくて
そこでしたんですね〜ヨーガを。
もうこんくらいしかなくて
(わたし…大爆笑😂)
でも、その頃が一番よくやってたなぁ。」
成瀬貴良先生がときどき話してくださる若い頃のヨーガの日々。
こんな話もよく聞きました。
「その頃は、仕事の昼休みにも、もうヨーガがしたくてしたくてやっていましたよ」
「普通は、昼ごはんを食べてからするでしょ、でもわたしはまずヨーガをして、
それから残り10分くらいで昼飯を掻き込んだものでしたよ。」
ヨーガできるというのは
最高だというのは
どれだけそこに熱中できたかなのですね〜
お家でのヨーガ気を付けてくださいね。
体操をしようと伸び伸び大きく「する」のでしょうか…
いえ、いえ。例えば腕が伸びなくても、うねうね身体が曲がっていようと
ずーっと壁の向こうまで伸びて広がっていくとイメージされ、それに熱中ください。
うなぎの寝床で最高の安らぎを得てください ませ。
hari om tat sat!
Tryambakam Yoga Center
手を洗って
口や鼻を洗って
喋らず
眼は伏せ
鼻頭の先に互いの存在を確認し、一礼。
坐ったらヨーガを90分しましたね。
録音の授業をお持ちいただいた会員様もありますが、
一緒にしないと…という方とそっとしています。二人まで。
昨日も会員のKさんとOさん、ここで二度目。
クラスでもしゃべって来ましたが
そう…「必ず一つの、この小さな世界で生きるのだよ、というときが来る。
ある意味、そのためにヨーガをしている。」
この意味を、つぶやくように少し語ったアフターヨーガ。
生きるこの世界は思うようになっています。
たとい それが この小さな身体ひとつの世界になったとしても、
それは小さい、できないと嘆きますか?変わらない、ですね。その準備、練習、修養しているのが毎日のヨーガです。
こうして制限されているような暮らしですが、
毎日のアーサナで出会ってきました。
逆に忙しくせわしない、やることがたくさんあるときも同じ。
嘆いたり、困ったりもするけれど、よくよく観察してみれば、ありがたいかすかな通り道がある
そこを生かしたいと、安らかな集中をすればいよいよ広がる…
すべてにおいて平等なやさしい工夫で、適合していくこと。心地の良い安らかさや微笑みの瞬間と出会ってきました
……
ね。😉
もし、また、共にクラスでヨーガの修習が可能になったら
そんな瞬間瞬間を実感しながらやってみてくださいませ。
ヨーガはいつも、無言でも大きなメッセージを与えてくれていました…ね🙏
家族の人数が増えてお世話ばかりでしょうが
それぞれの担当
パパの姿、ママの姿、学生としての、ワーカーとしての、祖父母としての「今こそ!」のメッセージを
言葉ではない姿勢で伝えていってくださいませ。
hari om
明日、朝ヨーがをいっしょにしましょう・・・か。
ご希望の方はご連絡をいただければ
ネットで配信いたします。
朝ヨーガは午前10時スタートを予定しています。