「暑い、暑い」と、朝クラスのみなさんが飛び込んできました。
「暑さはまだこれからですよ~」
そんなにまだ暑くないのでは?
鈍感なのかな?
敏感なのかな?
ココロに鈍感で、感覚に敏感なのかしら?
暑さ寒さも感じないといえば、
スヴァーミージーたちは寒い冬もドーティー、布一枚。
足元も裸足です。
そして、暑い暑いインドの燃える夏も
お~んなじ。
実際は寒いのだろうと、
暑いのだろうと思うのです。
ただ、その思い以上の、感覚があるのでしょうか?
暑い身体のことも、
寒いとか、暑いとか騒ぐココロの状態もよくおわかりになっているのでしょう。
おわかりになっているから、何でもないのでしょうか・・・。
今の私にはその程度までしか想像、推測できませんが。。。
こんな蒸し暑い日も
朝一番は清らかです。
朝の霞が美しいです。
植物はぐんぐん太く濃くなります。
陽が高くなり、人々が動きまわり、
たくさんのエネルギーが使われているので、空気は淀むのでしょう。
ついつい、スパイスメニューになりました。
生姜とレモングラス、カルダモンがいっぱい入り、アジアンスパイシーな味。これでカラダは元気かな?
6月29日(火)の今日は荻窪地域区民センターにて、来日されているスヴァーミー・ヴィシュワルーパナンダ・ジの実技ハタ・ヨーガクラスでした。ただ、実践するだけで、自動的にココロが静かに、穏やかになっていく・・・ということを体験します。体験する自分に気付く時間です。ヨーガという力にはいつもながら驚かされます。
やはり、ヨーガはココロを静かに、そして穏やかに。また、バランスを保つ実践のすばらしい道です。もはや、最も優れた術です。みちはただ続くので、お散歩している感じです。
それでいて、一本道、無駄が在りません。
自動的にそのようなっていく、導かれるのですから・・・止まらずゆっくり歩みを続け、景色を眺め、感覚で感じる、というただそれだけ。
・・・・まして、その場にいるだけで幸福に包まれる、豊かで大きい!広~い・・・そんなスヴァーミの誘導ですから、この上ない至福の時でした。
休憩をはさみ、講義になります。
ヴァガヴァッド・ギータのレクチャーです。
通常のギータのレクチャーと違うことは、解釈はスヴァーミー・シヴァーナンダ・サラスヴァティ、グルデブの教えを読むということです。
ギータから学ぶこと、そしてグルデブの言葉。
印象に残った言葉がありました。
「皆さんは、ヨーギーは別の人と思っているかもしれません・・・・洞窟で修行するヨーギーや、自分とは別のもっと特別のすごい人とか・・・。いえ、あなたたち一人一人がヨーギーなのです。誰もが永遠の知識を願い、永遠の幸福を願います。永遠な幸福が続きたいと思っているココロはいつも肉体に執着しています、でも必ず肉体は無くなります、死にます。しかしココロは死にません。ココロは何時死ぬか・・・ご存知ですか?永遠の真理を知った時にココロは静かになり死にます。それまでは、肉体が無くなってもココロは継続していくのです。私たちはココロをいつも調和させなくてはなりません。こころを調和させることができたらヨーギーです。そして、そうしたいと願い、毎日傍観者となること、ギーターはあなたの物語です。あなた自身の物語です。ギータは特別なことではありません。」
と・・・。なんと力強い言葉でしょう。
夜は、影響されやすい私は、いつの間にかインドメニューを拵えていました。
今夜はインドはリシケーシ タッポヴァンにある小さなアーシュラム「マンガラン・ヨーガ・ピート」よりお招きしているスヴァーミー・ヴィシュワルーパナンダ・ジの夜のレクチャーです。「ヴァガヴァッド・ギータ」第6章を進めています。
この章は「ヨーガによる瞑想の勝利」、ハタ・ヨーガを実践することの多い私たち日本人にはぴったりの、楽しめる、「なるほどな」と納得しやすい章です。
7月5週目~8月1週目の間も、当センターにおいて、講義とハタ・ヨーガの実践を致します。
どうぞ楽しみにしていただきたいです。
そして、申込を早めにされてくださいませ。
お知らせはこのHPでお伝えしていきます。
7月1日から受付スタートです。
講義では節の朗唱を心地よく行いますが、
それが、ナントモカントモ~
スヴァーミー・ヴィシュワルーパナンダ・ジのすばらしい声が、
身体に満ち満ちていきます。
ハリオーム
だんな様はお留守番ですが、
帰ったらまたお話しましょう~♪
(言葉では伝えられないので、お話できないけれど、言葉を超えた私の歓びは、自然に伝わるのです。・・・と私は勝手にそう思っていますが・・どうですか?)
教えの響きは、こうして早野家にもその波動を伝えていくことでしょう。
「じゃあね~行ってきま~す」
「は~い。」ズルズルズルルル~(夫)
昨日、狛江でのキールタンを終え、今日の㊐から荻窪地区でのサットサンガがスタートです。「ハタ・ヨーガとヴァガヴァッド・ギータを学ぶ会」です。早野で、前前からお約束がありましたので、私は午前中の「ハタ・ヨーガ」クラスのみで失礼しました。もう少し、そうしていたかったけれど、ハタ・ヨーガですっかりココロは穏やかに落ち着き、離れても、ずっとこのままだ~と思ったら、午後の場もとても楽しく過ごせました。修行も大好きですが、家族との時間もまたとても大切です。