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21.11.14

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成瀬貴良先生
1952年生まれ辰年。ちなみに私と同じ乙女座のA型。
今日は会員Oさんが先生と同じ辰年と聞きましたのでこのご報告。

葬儀・火葬は9月9日に執り行われました。
前日に九州地区に大雨をもたらせた台風が関東へ上陸する予報が出ていました。
(竜が天に昇るのに良い日だわ)
向かう車内で思ったものでした。

四九日法要は10月23日(土)に葬儀参列者で再び集まって行なわれ、食事を囲みました。
四年前の同日は、先生のお母さまの遺骨をガンジス川に流す儀礼を執り行った日でした。時間もちょうど同じ10時から。

11月の月命日の9日。最期の先生のお部屋の片付けをしました。
この日も大雨でした。そして夜、終えたとき星が出ました。

いつもありがとうございます。

ヨーガ・ライフ・ソサエティ(Y.L.S.) 狛江校
Tryambakam Yoga Center

早野智子


21.11.12

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チャーイと先生のお話し。

今日はご入会され3ヶ月程の会員さまに作り方を尋ねてられました。
尋ねていただいたので、また先生とのエピソードが蘇りました。

(チャーイ:ミルク鍋7分目分=500mlの教室ポット分)
茶葉: インドから送ってもらっている茶葉 大さじ2杯半(ぎゅっと丸い紅茶。葉の紅茶ではないですよ)
ミルク: インドのアーシュラムはアーシュラムで飼っている牛のミルクです。
(入るもの)
1・カルダモン16粒(これもインドで買ってきたものやインド戻るときもらったりします)
2・グローブ16粒
3・インドシナモン(大きいです!西葛西のインド食材店でこの頃はゲットします)3㎝×3㎝くらい、日本の市販のものなら一本を割って半分
4・ショウガ(摩り下ろして小さじ1杯分なので、3㎝欠片くらいでしょうか・・・)
5・インドの月桂樹(ベビーリーフ)インド産のリーフはは脈が縦に入っている大きな葉っぱ。上記店でゲットします。無いときは家で育てている月桂樹を使っています🍃
6・ブラックペッパー(入れると喉にいいのでいつも入れます)ミールを粗挽き設定にして12回まわしています
7・ホワイトペッパー(冬とか、スパイシーでホット(辛)にしたいときに入れます)ミールを粗挽き設定にして6回まわしています
⭐️特別な日にはもう一つ「◯◯ー」入れその日は8つが入るチャーイになります!

いつも7つのスパイスを入れるのがトリャンバカムのチャーイです💞☕️

思えば作り方や材料は成瀬貴良先生に教わりました。
詳しく、順序立てて教えてはくれませんでした(笑)
ヨーガ教室の帰り道で仲間と質問したものでした。
質問に対して正解だと「うん、そう」、
違うと「うーん、私は違うかな」と(笑)

ですから作り方すべての行程と、材料のすべてを聞き出すまでには、、、何年かかかったかと思います。
チャーイの話題を意識的に出したり、だれかが話題にしてくれると身を乗り出して聞き耳を立てます(笑っ)。
以前と聞く仲間は当然異なっていますから、
続きのところになるまでじーっと聞き入り待つ、待つ、待つのです(笑笑っ)
入れるスパイスといった材料のみならず、その作り方もじーっと確認したものでしたね〜🤣

私はシヴァーナンダ ・アーシュラムで初めて飲みました。毎朝に。
おいしいなあ〜って味わうと、いろいろな意味で栄養源になったものでした。
午後にはあき子さんと向かうスヴァーミー・ハムサナンダジのところでもいただきました。
スヴァーミーの妹さんが作っているチャーイです。

インドでスヴァーミージーたちには聞けませんでしたから、日本に帰ってきて先生に聞いたのが始まりでした。

トリャンバカム・ヨーガ・センターでは毎授業後にいつも💞

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早野智子


21.11.11

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10月28日はご逝去から50日目。
11月 1日前後に、<ご報告>は皆さまのお手元へ。

「いつも穏やかな成瀬貴良先生でした。」

最も多い文言でした。

成瀬先生はよくお話しされます。

「ヨーガをしているから怒らないようにしなくてはと普通は思うかもしれませんが、
ヨーガをしていると怒れなくなるんです。」

と。
先生もまた、この言葉は聞かされたものだと仰っていました。
はじめてのインドで滞在してお世話になった前田行貴先生と交わされた話しだとか…。

しかし、先生ご自身がどんなときもそうでした。
わたしは出会ってから14年間、一度も先生の怒りや声を荒立てるのを見たことがありません。
そして、葬儀ではご家族でさえ怒ったのを見たことがないと、一度も叱られたり怒鳴られたりしたことがないと聞いたときには、
他者やヨーガの生徒だからと言う訳ではなかったことに改めて驚き、そのものであった先生に出会わせていただきました。

ヨーガ・ライフ・ソサエティ(Y.L.S.) 狛江校
Tryambakam Yoga Center

早野智子


21.11.11

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成瀬貴良先生のご逝去から二ヶ月。
この一ヶ月、皆さまと先生のお話を聞かせていただく機会になりました。

ずっと昔、インド リシケーシのスヴァーミージー(インドの僧侶)から聞いた話が浮かびます。

皆さんは写真やビデオをなぜ撮るのですか。
忘れてなくなってしまいそうですか?
思い出とは、過去の出来事だと思っていらっしゃるかもしれません。
思い出は過去ではありません。過去の出来事などではなく、いまに生きて在るのですよ。

私たちの身体はいくつの細胞からできていますか?
細胞一つひとつは宇宙の星のようなもので、いつでも肉眼で見えてはいませんが在るのです。
経験したことは消えることはありません。私たちの肉体の細胞のように記憶され輝いて在るのです。

と。
皆さんから聞いた先生とのエピソードが、また新しい星のように宿りました。これもまた思し召し。

星を互いに交感してゆけば
輪廻の旅路の道標、輝く星となるのでしょう。

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Tryambakam Yoga Center

早野智子