3期連続で受講の会員M.Kさん。
前回最終日に、何とも言えない、背筋に迸るような経験があったそうです。
このような経験は支えになっていくと思います。
ヨーガとわたくしをずっと結んでくださってきた先生…
成瀬貴良先生のこの言葉を思います。
機会ごとに何度も繰り返し聞いてきた話です。この機会に紹介したいと思います。
「しっかりとした心でさまざまなトラブルに耐え忍ぶことです。ヨーガを学んでいてもさまざまなことが起こります。例えば時間的なこと、地理的なこと、経済的なことなど、外的な障害ならば耐えられます。しかし、長い間には強いと思っていたヨーガに対する信念が揺らぐこともあります。ヨーガにあまり価値を見いだせなく感じます。こんなことをしていてもあまり効果がないのではないかという、自分の内部から起こる障害です。内側から崩れていくのを防ぐのはたいへん難しいものです。
そのためにも習慣付けることが重要です。正直、長い間にはあまりヨーガをやる気のない日もあると思います。それが何日も続くかもしれません。そんなときはたとえ心ここにあらずとも、今まで通り決められたアーサナやプラーナーヤーマなどを行なうのです。やがてまた、ヨーガに心や関心が戻ってきます。一旦離れていた心とサーダナがまた一つになるときがあるのです。ですからサーダナを習慣付けることが大切なのです。」
Mさんの何とも経験したことのないご経験の充足感は、まさに私の喜びであり充足です。
受講生は、七日間、誰一人1日も欠けることなく修了です。
皆さんが向かわれたその純粋な心に合掌礼拝と修了証をお送りします。
Tryambakam Yoga Center
早野智子
今日は瞑想とサマーディ(三昧)がテーマでした。
今日の感想
会員M.Hさん。
「瞑想がブームですよね。
仕事の空き時間で積極的に進める会社などもあって、昼寝でもいいからと(笑)手軽にしようと推奨されているようです。
でも、今日の資料の<瞑想の二十のヒント>を読んでみれば・・・
これは、どうしても現実的には難しいな、「ムリっ」😅と思ってしまうのです。
どうなのでしょう」。
確かに、鍵のある部屋を準備し、朝は4時にきて、一人静かに座って、姿勢を真っ直ぐに、眉間を凝視し、食事はサトヴィックなもの……、その通りです。
「現実的ではない」、「どうなのでしょう」の質問です。
現実的かどうか?は、わたしたちが現実的と思っていることとは?という問題になると思います。
オフィスでされる気軽な瞑想と、資料の瞑想のヒントの「云われ」の比較ですが、
後者、資料は「瞑想の二十のヒント」とあるようにヒントであり、ヒント=(イコール)実践法ではないということ。
伝えたい項目絞ると20となったのでしょう。20項目に絞るに至るヒントは見えていません。
教典などもそうですが、伝承の言葉(文字)は限られた言葉で伝えています。
「どうして教示はこんな風に言うのだろう」と気付いていくのは、やった人しかわかりません。
ご自身が「瞑想やヨーガを生活に取り込んでみようか!」と決心したなら準備をしなくてはなりません。
実際に少ししてみる準備です。
あれもこれもの大荷物では歩けませんので、
まず一つ。
「これだけは」と。
一つ、これをしようと決めたら、まず、それをしたらいいです。その他の項目は、その時は無し。考えません。
そして
先ずする。最初にする。これはコツです。
「やればいいのだ」と思っています。
でもやればいいくらいだとやれなくなりますよ(笑)。
先ずなのです!
ここで思い起こす話があります。
成瀬 貴良先生が若い頃、ヨーガに夢中になっちゃった時のお話をしてくださったことがありました。
「本当にヨーガをやってみたくて、やってみたくて、当時の教室では今のようなヨーガなんてまだ知られていなかった時代だったから、ヨーガ教室と言ってもウサギ飛びとか腕立て伏せとかしてたんですよ。ですから、佐保田先生の本なんかを読むと読んで試してみたくて仕方なかったんですね。それで、会社の昼休みはチャンスだと思ったから、近くの公園でしていましたよ。
皆さんはきっと、どうですか?やろうと思ったらお昼を食べて、残りの時間でしませんか?
きっと休憩時間になったら銀行に行かなくちゃとか、電話をしなくちゃとか、休憩時間になったら…って思っていたことをまずしますよね。
私は先ずヨーガをやったんですね。そうしないとする時間っていうのはなくなっちゃうからです。休憩時間にしようと思っていたようなことは後にして先に(ヨーガを)してしまって、残りの10分くらいでメシとか家族に頼まれていたこととかを急いでやったんですね。」
と。
この話の内容は私の先生です。
と言うのも、私はいつもギリギリまでしないからです(笑)。
コトをすればコトは増えるんです。
真面目で熱心なほど。
決めた決意をまず先にすることをおすヽめします。
と
書きながら、再び内省。。。
Tryambakam Yoga Center
tomoko
ॐ
会員M.Hさん、レッスン後に
「皆さんはワクチンの接種をなさいますか?」
そんな話題になりました。
通知がやってきて、ご夫婦で悩んで、悩んでとのことでした。
会員15年のM.Hさん、
「少しでも悩むならやめた方がいいですよ」
そして、仰ってくださったM.Hさん自身は、世界中にお友達がいらっしゃることもあり、今の年齢とこれからの生き方を考えて
接種しておくことが必要だと自分で決定され接種されたとのこと。
わたしたちは何でも可能にしてくれる時代に馴れて、心底から「自分はどう生きるか!」について決定していくことを忘れてしまってはいないでしょうか。
Tryambakam Yoga Center
tomoko
ॐ
8月の予定も決定しました。盆はお休みを数日いただきます。
盛岡では2日間のみですが盆のヨーガの会を開講しようと思います。
数日休みになることで
会員K.Mさん「随分お盆は休みになるんですね〜」
早野「毎日されるK.Mさんにはヨーガがなくてもたないかしら?」
「6月、数えてみると、前日、何と30日のご出席でした!」
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ (´⊙ω⊙`) Σ(・□・;)
「(一同) すごっ」
早野「一度、どのようなお気持ちでいらっしゃるのか聞いてみたかったのです」
ー K.Mさんにインタビュー🎤💐 ー
K.Mさん「もう、ヨーガがないと〜( ´∀`) 生活の中心がヨーガですから〜っ😆」
「ヨーガのあるところに予定を入れないんです。予定を決めるときも、ヨーガの時間を避けてたてて・・・。」
皆さんから称賛の中「あ〜、でもでも!お忙しい皆さんと違って私の場合、基本がヒマだからですう〜っ😅」と謙虚。何と愛らしいっのでしょう。
忙しさという心もまた、ご自身の思い一つですから
そのようにサラリっとおっしゃるK.Mさまに🙏
また、数の話では決してないですが、続いていることは意思がないと成り立ちませんから、実際にそうなっているなら、通っている証。
ヨーガは意志を持つことを進めています。
シヴァーナンダ師も「祈り(意志)は実りへの最良の肥」と仰っています。
悩みは分からんとか不安と曖昧だったり、人任せから生まれます。
それは人の考えを立てているようで、ほんとうの優しさや愛の示しではありませんね…。
あれこれ悩んでいると結局やらなくなったり
時は瞬く間に過ぎているものです。
リモートも始まって、失敗や不便、苦悩もあるかもしれませんが長所もたくさん。
ヨーガが教えるように、失敗や嫌だったことは気にせず、長所だけを見れば、単純に伸ばせるでしょう。
Tryambakam Yoga Center
tomoko
ॐ