「さ、静かに静かにして、外に向いていた意識が、内側を向きます。ただ、ままに坐って・・・今に気付きます。」
教室の始まりのきまり文句ですね＾＾。

「今に気付く」こと。
これがヨーガの全てです。
今、皆さんが坐って感じていること。
例えば
（ああ、いつも通りはじまるな・・）とか
（ああ、今日は膝が痛いな・・・）とか
（さあ、終わったら〇〇しなくちゃな。××のことも考えておこう。。。）
（今日は、昨日ウォーキングしたから、なんかつかれているな～）
いろいろ思います。
しかし、それは、カラダが感じていることであったり、
ココロが勝手に思っていることです。
・・・それを感じて下さい。
それを、見て下さい。
例えば
（いつも通りはじまるな）ってココロが思っているな
（膝が痛い）って思っているな
（終わったら・・・）私は今、終わってからのこと、思っているな
（疲れているな～）カラダの様子のことを思っているんだな
そんな風にです。

その感覚はご自身だけに起こっています。
ご自身だけの体験です。
それが真実です。
誰かが「そうなりますよ」と言っているわけでも、教えてもらったことでもなくて、自分で感じている『今』の事実です。つまり本当です。
それに「気付く」こと。
「今に気付く」こと。
それが本当の知識であり、
「今」の変わりゆく瞬間瞬間の気付きがない時、それは不安との向き合わせでココロは落ち着きがなく、「無知」の状態です。
本当を理解することが「知識」となります。
また、そこに正しい理解があれば、
または、繰り返される実体験があれば、
それは、大きな支えとなり、揺るぎない本当の「叡智」となります。

たとえ話をしました。
これは、私も先日聞いた話です。
船乗りさんと、船に乗り合わせた立派な先生、大学の教授で、博士でもあり、他にも肩書きがたくさん一緒についてくるような、立派な先生とのお話です。
・・・
長くなりますので、聞きたい方は教室へ～

何より実践です。
頭でっかちでも、実体験がなければ、それはただの・・・頭で理解されただけの、感覚のない・・・人間という形をした本みたいなもんです。

それでは、体験していきましょう。
気付いていきましょう。
それが全てであり、
それが皆さんの本当です。

レッスンに入ります

OM