トリャンバカム・ヨーガ・センターについて ヨーガ クラススケジュール 料金について よくあるご質問と体験者の声 アクセス/コンタクト 講師プロフィール
news/blog
お知らせ
YOGA生活
支援活動
レッスン前の話
クラスの様子

support-activity


場の共有に2度目の被災地へ出発です。

2011.04.29

Category { トリャンバカム・ヨーガ・センター盛岡 }
Comments  { 0 }

玄関先の足元でいつもニコニコしてくれています。元気そうですね。

玄関先の足元でいつもニコニコしてくれています。元気そうですね。

『場』に救われてきた日々、いかなる場(苦しい場でも、怒りや嫌悪が最初に起こる場でも)であっても学びの場でした。
つくづく『場』に感謝。つまり、身体があるということ。生きているということに感謝。

さて、
5月1日より5日まで、下記スケジュールで、
ほんの少しですが、力を注ぐ場があれば、存分に働いてきます。

皆様にはたくさんの物資、寄付金をお心と共にいただきました。
ある意味、共に行くのです。
お力添えが大変な支えになっています。
たとえ一人で僅かであってもご協力を頂ければ、それだけで十分、ボランティアなのだと思います。
大きな物資や多額の寄付はありがたい事ですが、現地の皆さんにはもっと身近で小さな願いが山ほどあります。
ただひとつ、そのことだけの為になにか手を差し伸べるだけで(『心を傾ける』だけで)十分なのです。
それが、ボランティア(奉仕)の本来の姿であると考えています。

そしてこれこそがヨーガのこころ「SERVE」「GIVE」「LOVE」の実践です。
「奉仕活動=カルマ・ヨーガ」何の見返りも求めること無しに、他者の幸福と歓びをねがって生きる力を活かします。
愛と慈しみのもとに。
すべては被災者のために。
こころをひとつに。

この間、留守をしますので、クラスの受講体験や、振替連絡、その他相談、お話がありましたら、5月5日にかえりますので、その頃にお願いします。

****
【日程】
【5/1】(計8名活動)
0630 高速バス盛岡駅着 (6名)
0700 岩泉町へ移動
1030 岩泉町着・買い出し(地の物を利用します)
1100 龍泉洞旅行村ベースキャンプ設営
1200 昼食(各自)
1300 現地ボランティア「ブルーシート」さんと情報収集
1400 岩泉町役場・社会福祉協会へボランティア登録・予定確認
1500 小本地区被災地視察
1600 龍泉洞ホテル避難所へ挨拶
1700 ティータイム(2名合流)
1730 ミーティング
1900 瞑想
2100 就寝

【5/2】(計8名活動)
0400 起床
0430 瞑想(自由参加)
0500 ヨーガ(自由参加)
0600 洗面・食事支度
0700 朝食
0830 ボランティア活動(チームで分かれる)
1100 ヨーガ+チャイ(龍泉洞ホテル活動の人)
1200 昼食(各自)
1300 ボランティア活動(チームで分かれる)
1530 ヨーガ+チャイ(龍泉洞ホテル活動の人)
1600 ベースキャンプ集合・入浴(龍泉洞ホテル)
1700 ティータイム
1730 ミーティング
1900 瞑想
2100 就寝

【5/3】(計14名活動)
0400 起床
0430 瞑想(自由参加)
0500 ヨーガ(自由参加)
0600 洗面・食事支度
0630 盛岡駅迎車(6名)
0700 朝食
0830 ボランティア活動(チームで分かれる)
1030 ベースキャンプ集合(6名合流)
1100 被災地視察(小本・田老・宮古)
1200 昼食(各自)
1300 被災地視察(小本・田老・宮古)
1700 ベースキャンプ集合・入浴(龍泉洞ホテル)
1800 ティータイム ミーティング
1900 瞑想
2100 就寝

【5/4】(計14名活動)
0400 起床
0430 瞑想(自由参加)
0500 ヨーガ(自由参加)
0600 洗面・食事支度
0700 朝食
0830 ボランティア活動(チームで分かれる)
1100 ヨーガ+チャイ(龍泉洞ホテル活動の人)
1200 昼食(各自)
1300 ボランティア活動(チームで分かれる)
1600 ベースキャンプ集合・撤収
1700 現地解散式
1800 宮古駅解散(高速バス2100発)
2000 盛岡駅解散(高速バス2100発)

****

【キャンプ地】
〒027-0501 岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成12
龍泉洞青少年旅行村
TEL: 0194-22-4255
http://www.town.iwaizumi.iwate.jp/~ryusendo/index.php?option=com_content&view=article&id=8:2009-08-11-02-10-49&catid=5:2009-08-12-07-52-36&Itemid=11

【食事について】
菜食の食事メニューを考えています。食材はこちらで準備してまいります。
炊事場で準備をします。無理のない範囲で手伝いいただける方は「食事当番」に立候補しお手伝いいただきます。
こちらで提供するのは朝食と夕方のお茶とフルーツです。
お昼については活動地の食堂や道の駅などが利用可能であり、できるだけ利用することも地への礼。
それ以外の食事、おやつなどの嗜好品についてはそれぞれご用意ください。

【持ち物】
リュックサック(荷物はひとつにまとめて両手が使えるほうがよい)
食器: 椀・箸・皿(洗えれば紙皿でも)・ お茶カップ・布巾(活動に行くときも携帯ください)
寝袋(各バンガローにマット3枚、毛布6枚あり。定員6名)
懐中電灯(トイレに行く時など。バンガローにコンセントなし、裸電灯のみ)
作業着(泥、埃が多いです、雨具にもなるヤッケがあると便利)
帽子・マスク・軍手・ゴム手袋
作業靴(泥で汚れて良いもの)
防寒具(朝夕が寒いです)
洗面用具
健康保険証または免許証
*以下参考にしてください。
http://www.iwate-shakyo.or.jp/vc/vc04rescue/katudo.html#01

【ボランティア活動について】
現地に入ってみないと実際の活動状況は判断できません。
他のボランティア団体に活動状況を聞いて、必要な活動場所に分かれて活動します。
役所、社会福祉協会を通した活動の場合、必ずボランティア保険に加入します。
健康保険証または免許証などの身分証明証が必要になります
http://www.iwate-shakyo.or.jp/vc/vc04rescue/setu01.html#01

【風呂】
龍泉洞ホテルのお風呂を500円/回で利用できます。

【支援物資】
今回は状況を見て、次回送るということも大いに可能です

****

付記:

【ボランティアに求められる姿勢】
ボランティアは基本的に自己完結、自分の食事、寝る場所、行動は自分自身で管理します。
ボランティアが助けを必要とされることは本末転倒になります。

災害時の救援に参加するボランティアの動機は、「黙って、見ていられない」「少しでも手を貸したい」などの純粋な感情からです。
最初はこのような気持ちで行動する訳ですが、「してあげる」ことに意義を感じ、「してあげているのだから」と思って行動するのは困りものです。
例えば避難所は被災者の生活の場。避難所ではそこに生活する人が主人公であって、ボランティアはあくまでもサポーター、応援団。
ボランティアは被災者を尊重する支援者に徹することです。

また、災害の被災者といっても一口では言い表せない様々な人がいます。
親や子供、友人を失った人。自分自身や家族が傷つき、療養が必要な人。家や家財道具などの財産を失った人。勤め先の商店や工場、会社を失った人。
被害を受けた人の中でも財産に対する保険の補償がある人とない人。元々の蓄えにより自力復興できる人とできない人。
近隣の親しい間柄であっても被害の大きい人と少ない人等々、感情的にも複雑です。
そして、被害を受けた人が被災者という名のもとに一括され、哀れみの視線を送られることには多くの人が抵抗を覚えます。

このように複雑な思いが渦巻く被災地の多くの方々に共通していることは、人としての尊厳の守られる生活を再建したいとの願いです。
様々な感情が錯綜する中で、被災者の心理的な側面を察知し、対応することは難しいことかもしれません。
せめて被災者の気持ちは複雑で、変化が激しいのだということを心得て、 大事なことはそばにいて寄り添ってあげること。

時間の経過とともに被災者の求める支援は変化しており、昨日までは役立った活動も明日からは必要のない活動になってしまうことがしばしばあります。
ボランティアに求められることは、自分たちの普通の暮らしに照して、被災者に不足している部分や困っている部分の「全てをではなく、一部」を補う支援者の姿勢です。
「頑張ってください」ではなく、「明日も一緒にやりましょう」のこころです。

****
皆さまくれぐれも安全第一で、怪我のないようお気をつけください。
なにか困ったことや、不明なことがあれば遠慮無く早野まで声をかけてください。

みんなで協力してすばらしい活動となりますよう。

前のページへ戻る

コメントをどうぞ