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5/2「こころの灯をともす会」ボランティア活動報告

2011.05.05

Category { トリャンバカム・ヨーガ・センター盛岡 }
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5月2日 月曜日 強風 くもり一時雨
活動2日目 6名から朝のうちに8名に!

昨日は1日目なのに随分力を使ったような気がします。
夜、横になり休んだ頃から春一番が岩泉に吹き荒れた。…といってもただの春一番ではない事態に!時間の経過と共に嵐へ!ゴーゴーと山がうなり、雨と雷までやってきた。夜中11時頃には、テントで寝ていた父もテントを飛ばされ車へと緊急避難。バンガロー前のフライシートも飛んだ様子。
まどろみの中で風をききながら、避難所の人たちを思っていた。どんな気持ちでいるのかな〜と。せっかく和ませてくれた桜の花は、この風で散ってしまうのかな?明日は何ができるかな?海を思った。今夜の海は風でしぶきをあげているのだろう。岩にあたっているのだろう。木々は今度は風の勢力をうけているのかあ…津波に風に嵐にと大変だなあ〜とそうしているうちに寝ていた。

4:30 瞑想
昨夜からスゴイ風!嵐!!瞑想中も吹き飛ぶかと思うほどの風。それでも風の向こうに集中し、風にふかれる山々、人々の家々を観想し、集中します。
5:30 朝ヨーガ
未だ続くもの凄い風の中のヨーガで、少々騒々しい。気温も低く、寒い。昨夜眠れなかった皆さんにとっては、キツイ時間になってしまったかもしれませんね。
6:40 朝食準備
こんな風では外での作業は危険と、朝食作りは無理をせず、昨日いただいた食料に感謝だなあと、やはり上手に巡らせてくれるんだなあ〜と思っていた矢先、大変な風の中、わが父・繁は奮闘し、しっかりごはんを炊いていました。こちらの力にも感謝を感じましたが、「無理は疲れの元だな」「道具にも頑張ってもらっちゃったな」と心配にもなりました。自然でいいのです。
7:00 マキちゃんと由真(ユミ)さん到着
「ともこさ〜ん!」とマキちゃんに突然肩を抱っこされた。愛のヨーギーマキちゃんです。
被災後、われわれが考えるべきこと、アーシュラムからのメッセージ、マントラ、不安への対処法、被災された方々と共にあるのだメールをずっと発信してくださっていました。こころ強い一員が加わりました。
そして…「はじめまして。」愛のヨーギーマキちゃんのお友達のガテンなヨーギー由真(ユミ)さんとの出会い。力つよく頼りがいのある美しい人でした。ハイエースを夜な夜な走らせ駆けつけてくださった。ドカンと差し入れまでご持参。頼りがいのある助っ人の登場です。
7:10 朝食
すごい風なので、バンガローの中で食事。寒い!でも、昨日厚子おばさんにいただいた栗おこわや漬物。そして、朝父が炊いてくれたごはんですっかり元気にモリモリに!

8:00 龍泉洞ホテルへ打ち合わせ(智子)
昨夜の打ち合わせをし、今朝チラシを貼ろうという流れになっているので、バタバタではありますが、避難所の方々の様子を伺いながら、チラシを掲示板に貼り場所をお借りする準備をしました。お話だと実際この連休は、避難所の方が親戚の家へ行ったりまた出掛けたりと留守が多いということ。実施が難しいかも知れないということでした。これまでも健康体操や気功などの先生がいらしたがあまり参加されないんです、といったお話。取りあえず今夜19時〜の呼びかけと3日、4日の予定を貼り出しさせていただきました。

8:30 三浦家掃除隊出発(男子)
本日もまたしても親戚宅のお手伝いでした。蔵と離れが残った三浦家です。まあ昔からの小さい町なので隣近所みんな親戚同士なんですけどね。昨日同様とにかく家の細かいところに泥が残っていて取りきれません。泥は乾くと風で舞い上がり、雨で濡れると足元が固まらずネチャネチャとしてやっかいなものです。家の周りの排水溝にたまった泥を掻きだしました。少しづつでも集まった泥はものすごい量と重さになります。それを三浦さんが軽トラで川まで捨てに行きます。夫婦ふたりではとても終わりません。
ここで活躍する道具は鍬です。スコップでは腰が疲れてつづかないのです。バランスといい角度といい、昔の農具のすばらしさを実感しました。午後に助っ人が来て男4名汗だくで何とか終了。

排水溝にたまった泥をかき出します。

排水溝にたまった泥をかき出します。

旧家には水道がなくても井戸があります。

旧家には水道がなくても井戸があります。

三浦さんのご家族と残った蔵の前で

三浦さんのご家族と残った蔵の前で

9:00 合流出発(智子と女子合流)
9:40 ブルーシートさん到着 作業開始/ボランティア登録へ

11:30 田野畑 アズビィー避難所にてふれ合い
田野畑は、昨日の田老とはまた異なった雰囲気でした。大きなアリーナのひとつは全て物資の倉庫でした。中を覗くと奥の方に食料の箱が山積みに(ただ、インスタント食品のように見受けられました)手前に衣料品。ハンガーに吊るされ、ちょっとした衣料品店のようでした。残る2つのアリーナに、それぞれに100名程の方が生活していらっしゃるとのこと。段ボールで作った(これもボランティアさんによるお手製だとか)棚で仕切られていて、ダンボールの中には衣料品やタオル、毛布などの日用品、造花などを飾っている方もいらっしゃって、おのおのが暮らしやすさをその範囲内で工夫されている様子でした。
ヨーガ伝道師・智子と、心のアナ・さと子さんで、役場の方と交渉。活動を自然にさせていただくにあたってお伺いです。一人目に話すと「上のものに伝えてきます」と言って去り、上司の方が来ると「わかりました。おまちください。」と言って去り、3人目そのまた上司の方がいらっしゃり、また同じことをお話してと、実施の前段階でくたくたです。時間もたっぷり過ぎました。

田野畑アズビイで支援物資配布

田野畑アズビイで支援物資配布

アズビイ避難所の皆さんとヨーガ

アズビイ避難所の皆さんとヨーガ

12:00 昼食 道の駅たのはたにて
13:00 アズビィー避難所の方とヨーガ
14:10 田野畑アズビィー出発
15:00 龍泉洞ホテルで明日のヨーガの予定打ち合わせ
15:15 休憩隊/龍泉洞見学隊

龍泉洞脇を流れる静川。一年を通じて水は冷たいのだそう。

龍泉洞脇を流れる静川。一年を通じて水は冷たいのだそう。

18:00 サイト集合
19:00 風呂・読み聞かせ
21:00 瞑想
22:00 就寝

つづく

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