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『東北にこころの灯をともす会』活動報告vol.4 7/30午前

2011.08.03

Category { トリャンバカム・ヨーガ・センター盛岡 }
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播かれた種は、花を咲かせるでしょう。 ー岩泉 八重樫家で育てているバラ 岩泉の智子さん撮影ー
播かれた種は、花を咲かせるでしょう。
ー岩泉 八重樫家で育てているバラ 岩泉の智子さん撮影ー

第2日目 7月30日(土)
{本日の行程}
0400 起床
0420 瞑想(自由参加)
0500 朝ヨーガ(岩泉町ウレイラガーデン)
0600 食事支度
0700 朝食
0730 出発
0830 宮古ボランティアセンター集合
1200 昼食(各自)
1300 ボランティア活動
1500 ボランティア活動終了
1600 浄土ヶ浜観光遊覧船(希望者)
ーーーーー
織り織りチーム
0900 朝ヨーガ(小本仮設住宅集会所)
1030 「織り織りのうた」ヨーガ・マット体験実習会
1200 昼食
1300 「織り織りのうた」ヨーガ・マット体験実習会
1500 ヨーガ・お茶
1630
ーーーーー
1600 小本仮設住宅集合
1800 田野畑村音楽祭「ソング・オブ・ヘブン」
2030 あっけら館着
2100 瞑想
2200 就寝

朝4時過ぎ
古いトタンの屋根に響く、明け方から降りだした雨。
清らかな時間です。
昨夜は皆早くに休みました。
三々五々瞑想部屋に集まります。
聖なる沈黙が守られます。
・・・
・・・
・・・
5時
トオオオ〜ン・・・・
鐘の音。
このまま今日は室内でヨーガとなります。(予定では、宇霊羅山のウレイラガーデンの菩提樹の下でヨーガを予定していましたが、雨。変更です)瞑想とヨーガによって、この肉体にもともとあった、生き生きが輝きました。ボランティア活動にとって、ヨーガや瞑想の時間は大切にされねばならない時間なのです。潤いの源泉、力の源泉、生きる源泉となるのです。疲れない、はたらく器となれる純粋な心と強健な身体をつくります。勿論自由参加ですが、『東北に心の灯をともす会』では大事な大事な時間なのです。参加希望の方は、そのつもりでどうぞ〜♪

Om … shanti shanti shantih
Hari om tat sat

6時、さあ、朝食つくり。
6時30分が皆様との朝食時間。
{今日の朝食メニュー}
小豆のミルク粥
味噌汁
ひじき煮
漬物

お好みでパン
お好みでラタトゥイユ

「身体さん。今日の一日をよろしくね。」そう心でつぶやきながら、ご飯を味わいましょう。5年生の暖(ハル)ちゃん。一生懸命心でつぶやいているのかなあ〜。

「身体さん。今日の一日をよろしくね。」そう心でつぶやきながら、ご飯を味わいましょう。5年生の暖(ハル)ちゃん。一生懸命心でつぶやいているのかなあ〜。

あっけら館の脇を流れる小川。すばらしい環境です。ありがたい宿場です。合掌…

あっけら館の脇を流れる小川。すばらしい環境です。ありがたい宿場です。合掌…

裏の山に鳥居が・・・

裏の山に鳥居が・・・

・・・おはようございます。

・・・おはようございます。

上の写真と同じ川。岩泉町の中を流れる清水です。

上の写真と同じ川。岩泉町の中を流れる清水です。

朝食後は、各自で・・・
{昼の弁当のおむすび}を自分で食べれるだけ、食べられる大きさでこしらえます。(このアイディアは、参加してくださった小林真希子さんからの提案。とても機能的なアイディア。早速今後にも活かします。)

7時30分
弁当を持って出発!
今日はなんと3チームに別れての活動。それぞれが、自分の出来る力を使って帰ってくるのだよ〜\^。^/
☆Ⅰ 宮古deボランティア隊
小林真希子チーフ(豊んなボランティア活動の経験を活かして、皆をリードしていただきます。)
西尾真由美さん
宮沢佳奈枝さん
竹村裕美子さん
三浦逸朗さん
☆Ⅱ 小本の箱石義郎邸(親戚)の助っ人トリオ隊
三浦 暖ちゃん(小5)
三浦 恭子さん
早野 正寿
☆Ⅲ「織り織りのうた」ヨーギー隊
寺崎 慈子さん(織りの先生 技術指導)
柳沢 ゆき
早野 智子

さて、宿泊のあっけら館から車で20分の小本仮設住宅へ
☆Ⅲ「織り織りのうた」ヨーギー隊
仮設住宅はこんな感じ。
この小本団地は100数世帯が入っています。全部で200名程でしょう。
一人だと4畳1室
2人以上は4畳2室と小さな台所と洗面と風呂。とてもとても小さいです。

空きはありません。びっちりです。

空きはありません。びっちりです。


この小本団地は、こうした掲示板や集会所があって恵まれているということでした。驚いたことに、10〜15世帯が住む岩泉の方の連絡係りさんが、この掲示ボードを見に、車で来ていました。そして携帯電話で「今日、ヨーガとか、はた織りとか小本でやってるからあ〜伝えて〜」と、こう話しているのです。連絡係りさん、大変ですが、どうにかならないものでしょうか?パソコンがあれば・・・。

この小本団地は、こうした掲示板や集会所があって恵まれているということでした。驚いたことに、10〜15世帯が住む岩泉の方の連絡係りさんが、この掲示ボードを見に、車で来ていました。そして携帯電話で「今日、ヨーガとか、はた織りとか小本でやってるからあ〜伝えて〜」と、こう話しているのです。連絡係りさん、大変ですが、どうにかならないものでしょうか?パソコンがあれば・・・。


集会所の掲示板にこんな風に貼り付けられていました。「いらっしゃるかなあ〜」

集会所の掲示板にこんな風に貼り付けられていました。「いらっしゃるかなあ〜」

集会所の入口を入ったところのテーブル。柳沢さん製作し持参してくださった、仮設住宅のトリセツ!ファイル。

集会所の入口を入ったところのテーブル。柳沢さん製作し持参してくださった、仮設住宅のトリセツ!ファイル。

仮設住宅の一番奥にある、気になる木〜です。この木は、この住宅の菩提樹さんですね。ここ…ホッと、心が安らぐ雰囲気を発信しています。

仮設住宅の一番奥にある、気になる木〜です。この木は、この住宅の菩提樹さんですね。ここ…ホッと、心が安らぐ雰囲気を発信しています。

朝ヨーガには11名の方が参加くださいました。途中から入ったり途中で抜けたり、また入ったりと、「偵察」という方も。
龍泉洞ホテルで避難所生活をしていた時から参加してくださっている方のお顔も見えます。どうしても、ヨーガというと「ムリムリ、膝が痛いもの」とか「ヨーガは無理だっペ」と応えがかえってきます。トリャンバカムで実践するヨーガは、できるとか、できないとかではなくて、その場その場の状況を感じていくこと、どれだけ出来るかではなく、どれだけ向き合えるかを実践します。
従ってとってもとっても易しく、だれにでも行うことのできるヨーガです。
私自身も6〜7年前までは、今実践しているヨーガを理解できずにいました。
現在支えていただいている成瀬貴良先生の教えもあって、伝統的なインドは古代ヒンドゥーの流れに沿ったヨーガのスタイルが、最も自然で平和で心の平静へのヨーガだと気付き今があります。全うして参ります。
成瀬貴良先生、ありがとうございます。本当に、どんな方にも受け入れていただけるヨーガです。そして、いつも心で想います。シヴァーナンダさんなら今どうするだろう…って。

インド哲学にのっとったヨーガを研究し指導し続けまもなく40年。現在は青森にも定期的に訪れ、その講義を拡められていらっしゃいます。岩手にもきてくださいませ。合掌

インド哲学にのっとったヨーガを研究し指導し続けまもなく40年。現在は青森にも定期的に訪れ、その講義を拡められていらっしゃいます。岩手にもきてくださいませ。合掌

ヨーガ指導員ならば必携の教科書的1冊。購入希望者受付けま〜す。

ヨーガ指導員ならば必携の教科書的1冊。購入希望者受付けま〜す。

シヴァーナンダさんの教えのスローガンは『東北に心の灯をともす会』のスローガンでもあります。素晴らしい本です。まもなく小本の集会所に置かれる事になるでしょう。もう私にはそれが見えます。

シヴァーナンダさんの教えのスローガンは『東北に心の灯をともす会』のスローガンでもあります。素晴らしい本です。まもなく小本の集会所に置かれる事になるでしょう。もう私にはそれが見えます。

今年、2011年9月に発売された、ヨーガのことなら何でも分かる事典!ヨーギー必携書です。

今年、2011年9月に発売された、ヨーガのことなら何でも分かる事典!ヨーギー必携書です。

智子がヨーガレッスンをゆったりと進めている中、扉で仕切った小さな小部屋では、寺崎慈子先生(ニット&健康カフェ悠々)と柳沢ゆきさん(トリャンバカム会員)が、縦糸張りや糸の巻き取りに一心不乱で準備をしてくださいました。これが、織りの大変なところなのです。10時30分にレッスンを終え、のぞきましたが、「まって、あとちょっと!たいへんよお〜泣いちゃいそうよ」と慈子先生。「あ〜泣かせちゃったな・・・がんばってください。繋ぎます」と再び作業を続けていだだき、私は、皆さんとジェイソンTea(超、健康茶です)でノドを潤すお茶の時間とし、いろいろお話をうかがいました。

朝ヨーガを終えて。「工事の音がしていますが・・・」「ほれ、木張って、中に断熱材をいれて、冬の準備。」「あ〜こんなのしたって寒いんだあ〜」『冬が怖い、本当に冬が怖い』

朝ヨーガを終えて。「工事の音がしていますが・・・」「ほれ、木張って、中に断熱材をいれて、冬の準備。」「あ〜こんなのしたって寒いんだあ〜」『冬が怖い、本当に冬が怖い』


お茶しながら、印象に残った話しが2つあります。
ひとつは
「ボランティアの方は本当にいろいろしてくださって、ありがたいのよ。でもね、1回きり。何回も来てくれるのはオタクさんくらいよお〜」
ナルホドな。
だから子供たちも「さよなら慣れ」しているって宮沢さんが言っていたなあ。
二つ目は冬の話し
「短い夏も、こんなに涼しいと、冬が怖いよ〜」
「ここの前の坂あるでしょ(住宅の前はちょうど山をくだってくる坂道です)。ここは昔からだれも通らない、冬は閉ざされる道なんだ。山の下で凍った雪が一日中陽を浴びないのよ。陽が当たらないの。だから怖がれてみんな近寄らないの。寒いし、自己が多いのよ〜」
「この団地も山側の1棟から4棟5棟までは一日中陽があたらないの。今はいいけど、冬はもう・・・あ〜怖い!寒い寒いんだあ。私のうちは1棟だから、最初くじ弾いたときに、そればっかり心配になったあ。」
ソウナンダ
1〜12棟の中で、そういうきびしい差があるのですね。。。

そろそろどうかなあ〜
「さあ、織りの準備をしてくださっているんです。そろそろ織れるでしょうか…。」
と仕切りの扉を開けると・・・
「ふはあ〜」
と、猛烈に頑張ってくださったのでしょう、寺崎先生と柳沢さんは力を使い切った!といった状態でした。

シンケンであります。

シンケンであります。

さ、やってみましょう!そう、そう、

さ、やってみましょう!そう、そう、


通して〜たるみの調整・・・踏み変えてから〜〜トントントンとっ♪みんなで声を変え合うからオモシロイ!大合奏です。3月から毎月皆様の顔をみていましたが、こんなに大笑いしているのを初めて見ました。 

通して〜たるみの調整・・・踏み変えてから〜〜トントントンとっ♪みんなで声を変え合うからオモシロイ!大合奏です。3月から毎月皆様の顔をみていましたが、こんなに大笑いしているのを初めて見ました。 

そして暖(ハル)ちゃんらの助っ人トリオ隊☆彡
箱石家では、雨が降ってきてしまい、作業ができず、この日の手伝いがなくなってしまいました。そこでリーダー正寿くんの提案で、「岩泉ってどんなとこ?!」見学ツアーになりました。
初めての鍾乳洞体験です。龍泉洞へ向かいました。
世界一の透明度を誇る岩泉の龍泉洞。
その水の青い透明度は、吸い込まれそう…
深い地球のそこを覗くようです。
神秘的な体験です。

・・・最近、過剰なライトアップが、少々???ですが。

うわっ、さっむ〜い!

うわっ、さっむ〜い!


R0010182
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昼は☆Ⅲ「織り機のうた」隊と☆Ⅱ トリオ隊と一緒に昼食に。
朝、自分でにぎったお結びと漬物でもぐもぐタイム。
昼食を終えると暖ちゃんも織りに挑戦!
R0010228

午後は、智子一人でも「織り織りのうた」を見てあげられるだろうということで、織りとヨーガを引き受け、トリオ隊+、縦糸張りに精根尽きた寺崎先生と柳沢さんは、「三陸を観る」に出かけることになりました。被災地の視察をしてきましたが、今日の午後は、海に出て、海から陸を眺めます。

さてさて、朝一番に出発した
☆Ⅰ 宮古deボランティア隊と、午後の様子はこのあとにつづく…♪

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