東北にこころの灯をともす会』活動報告vol.6 7/31最終日
とうとう、この3日間、朝には雨が降り、活動の時は晴れるというお天気でした。恵まれたとしましょう。
企画では、岩泉の方々とも是非ヨーガ交わそう、宇霊羅山での早朝ウレイラガーデン・ヨーガを毎朝5〜6時に企画していました。。。
岩泉町の方々にとって「はた織り」は、古くからの伝統的文化であり、生活に根ざして受け継がれてきました。また、龍泉洞の硬水による染も、その芸術性を高めたわけです。今回の織物復興ともいえる「織り機りのうた」プロジェクトにあっては、そのバックアップに大変尽力いただけました。これからも場所の提供、東京と小本をつなぐ連絡、運営の機能の場として共に歩みます。
一緒にヨーガで共鳴したかったところですが、それはまた機会がありますね♡
第3日目 7月31日(日)
{本日の行程}
0400 起床
0420 瞑想(自由参加)
0500 朝ヨーガ(岩泉町ウレイラガーデン)
0600 食事支度
0700 朝食
0830 出発*九州大阪組・現地解散*
0900 ボランティア活動(小本個人宅)
1200 昼食(各自)
1300 ボランティア活動(小本個人宅)
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織り織りチーム
0900 朝ヨーガ(小本仮設住宅内集会所)
1030「織り織りのうた」ヨーガ・マット体験実習会
1200 昼食
1300「織り織りのうた」ヨーガ・マット体験実習会
1500 ヨーガ・お茶
ーーーーー
1500 観光(龍泉洞・てどの蔵・買い物)
1800 解散・盛岡へ移動
2000 ちょい乗りレンタカー盛岡西口店
2030 夕食・懇親会
2345 盛岡駅集合(高速バス)
集合場所:盛岡駅西口マリオス1階市民文化ホール入口付近(バスプール下)
昨夜は遅くなったから?
疲労?
ちょっとびっくりの全員がダウン?!
瞑想を終え、眼を空けた智子さんはちょぴっとだけたまげ・・・
が、ひとり、静かに瞑想されている方がいました。
トリャンバカムの柳沢ゆきさんと変わらない静かな新しい朝をむかえました。
(「どんな日も同じにはじまるのだがなあ〜特別はないんだよなあ〜」)
心で思うにとどめた、智子さん。
いろんな日のいろんな状況と向き合っていけばそれでいいんです。。。
・・最終日、みなさんが怪我なく、体調崩すことなく終えられますように。さ、どんな一日になるかな?
朝6時半。三浦家家族が大分に出発です。
ねむそ〜だなあ。さ、ボランティア活動はおわったけど、帰るまで、自分のカラダのボランティアだよ。ハルちゃん、ガンバレ〜。お昼にサンドイッチ弁当食べてね。
頑張ったね。
夏休みに、遠く岩手までボランティアに来たこと、きっと思う日がくるね。「ボランティアに行きたい!と」って言ってくれたその気持に、合掌です。また会いましょう!
さ、どうにか朝食時間にはみなさんそろいましたぞ〜。うん、皆大丈夫そう。元気です。
今朝はこれまでのご飯の残りで作った朝食。
そして昼のサンドイッチの準備。
キチュリはアーシュラム秘伝のお味を小林真希子さんが仕上げてくれました。
昼のサンドイッチにはじゃがいもサラダ(林檎もはいっているぞ〜)、いただいたズッキーニで作ったラタトゥイユ、ひじきを具材にしてもらいます。これで片付きますね。
朝食を食べ終えると、今度は大阪から駆けつけてくださった 情熱の人西尾マユミさんが帰って行きます。
交通費だけでも大変です。それでも西尾さんは今回が初回ではなく、宮城のボランティア活動にも参加され、できることをし続けている方なのです。ゆっくりとお話をする時間がありませんでしたが、またきっと会えますね。あいましょう。それまで元気に、力をつかい働き続けていてください、
朝8時 智子ヨーガ出発
一緒に、織りの寺崎先生が、撤収方法を柳沢さんに託すために車に乗り込みます。
今朝も織りにきてくださいました。
今日の午後3時でこちら主と集会所に設置している織り機は、一旦岩泉の「糸ばた工房」へ移動となります。市の判断で、やはりここに常設しておいておくことはできないということなのです。住民の方中心ですから、住民みなさんの賛同が必要なのでしょう。少し時間がかかるかもしれませんが、良い方向へ向かうことを祈るばかりです。
そして、みなさんは、織りたい時には「糸ばた工房」の和久石さんに連絡をし、送迎付きで織りをすることになります。
おいおい日と時間が決定し、織りが進むことになります。
こういった具体的な継続のために尽力くださる和久石タイ子さんには、心より感謝します。そして、「織り機りのうた」プロジェクトを共に育みましょう。
午後の織りの最中、貴重な話がまた聞けました。
織りで使う道具のひとつに、板杼(シャトル)というものがありますが、これがどうも手になじみにくいとの話がもちあがったのです。板杼を使わずに織ることは可能です、東京のみなさんはそうしてこれまで織ってきました。しかし、ここで問題になったのが、小本の方の腕は立派!ということなのです。
「東京の人は、キレイな細い腕で、スルスル通るとおもうけれど、あたしたち逞しいのよ〜ハハハ」
というのです。そう、これは本当にそうなのです。
とても細身の方なのに、腕2本でカラダの幅くらいあるのです。
話には続きがあります。
「だって、本当によく働いたもの〜」
「毎日、毎日くるひもくるひも休みなく、わかめとか、うにとか出荷するのに、大きなパックを何百箱とつくるのよ〜それを一つ一つは運ぶんだから〜ははは、力持ちなのよ〜」
というのです。深くうなづいてしまいました。
で、
腕が通らないので横糸通しが大変なのです。
板杼は長くて扱いにくいと。
ある人がいいました。
「アバリがちょうどいいね!」
「アバリ?」
????
どうやら、漁師が使う道具で、男の道具だといいます。
網を編む道具だというのです。
この「アバリ」がなくては、網を編むことができないから、とても大事な道具だというのです。
そして、その人その人、自分の「アバリ」があると言うのです。
早速見せてくれるというので、織りに参加し続けてくださっている久米子さん宅におじ邪魔することになりました。
これは、帰りに例の手作りベンチに座っていた4人の漁師さんからも話しをきけました。
「アバリ」の話をもちかけると、話は盛り上がってしまい。20分くらい止まりませんでした。
そして、ポケットからさっと「アバリ」を出したのです。
御〜肌身離さずもっているんだあ〜と改めてその「アバリ」と漁師をみたような気がしました。
それは先ほど見たプラスティック製のもので、まじまじと見ながらこう話すのです。
これじゃあ、ダメなんだあ〜シカのツノで作ったのが最高級だ!と次が◯◯だ!(何か木の名前を言っていました。聞き取れないのです)何か、使うほどに滑りが良くなり、手に馴染み、光ってくるとか。。。それらが皆津波で流されちまって・・・と悔しそうでした。
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あっけら館では、小本集会所で最終日のヨーガや織りが行われている間、撤収作業です。
3日間ありがとう〜。本当にすばらしい宿でした。
優しさいっぱいの岩泉。
さあ、そしてお掃除の後はお土産タイム☆彡
テシゴトもの、美味しいもの、いっぱい買いましょう〜
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午後は、「糸ばた工房」で、今後についての打ち合わせ。
小本仮設住宅集会所からの機織り機が15時にこの活動での作業を終え移動してきました。
再度組み立てです。しばらくこの工房に置かせていただくので。
何人くらいのみなさんが通ってくることになるでしょうか。
純粋な流れが、ここから始まっていくことを祈り、合掌。
直接の被災者との連絡だけではなく、東京から、横糸となるTーシャツや布も、こちらへ送付させていただくことになります。
午後18時 岩泉に全員集合〜
仮設住宅集会所での最後のヨーガを終え、
お掃除をし、時間はぎりぎり!
岩泉まで車を走らせます。18時には小本をでなければなりません。
帰り際、夕日の美しいこと。。。
何度も思うこと
支援活動を通して支援されているな…