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9月支援活動の報告 vol.2ー9月23日(秋分の日)ー

2011.09.29

Category { トリャンバカム・ヨーガ・センター盛岡 }
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夜行バスからの夜明け

夜行バスからの夜明け

23㈮の行程

———それぞれ
0800 集合
0830 盛岡出発 2台(視察グループ/おりおり隊)
1130 おりおり隊 岩泉到着後あっけら館に荷物入れ→昼食
1300 支援活動 おりおり隊/視察グループ/小本商店街視察
1600 風呂*龍泉洞も可/ヨーガ隊は夕べのヨーガ(岩泉仮設団地)
1730 夕べのヨーガ終了
1800 お茶(準備は夕べのヨーガへ行かぬ者の中で)
1830 ヨーガ隊 夜ヨーガへ行く者出発(※車で20分)
1930 夜ヨーガ(小本仮設団地)
2100 夜ヨーガ終了(小本出発)
2130 あっけら館 夜の瞑想
2200 就寝

******************
0800 集合っ!

それぞれの交通手段で集合です。
22日の出発が新宿は1時間程おくれました。
9月21日(水)午後からは、足止めとなった方も多い大変な台風でした。東京は夜9時には雨がやみましたが、台風はその後東北へ…その影響で遅れたのです。すっかり台風は過ぎ去ったと思っていましたが、考えてみればそうです…移動して東北へ抜けたのですね。…大丈夫かな?
したがって23日の朝、盛岡到着も遅れました。
しかし参加者全員が7時半には揃い。無事8時に出発できました。

青森へ帰省し、青森の八戸から盛岡に集合してくださった宮沢さんは、新聞を握りしめて時間ぎりぎりにやってきました。
「おはようございま〜すっ(おはよ〜、ああ、おはようー!)」「これ、みてください(新聞)」「これまで、こんなに氾濫したこと無いって、もう、一体が川です」「今朝は、バスも動いていなくて、車で自宅近くの駅まで行ったんですけど、途中に見えるいつもの川がアマゾンでしたっ!」「この写真、家の近くです(新聞の写真をみせてくれました。)!」
!!!!!!
「行き先変更かな?」
「(笑)…う〜、私も少し考えたんですけど…」と宮沢さん。まあ、直接的被害がなかったということで、こちらに来たということでしたが…。東北でも大暴れした台風でした。

盛岡駅から、車で1時間30分。
2台にわかれました。
視察隊車 宮古→田老→田野畑→小本と周って岩泉に入ります。
織り織り隊車 直接岩泉の糸ばた工房を目指します。

1100 岩泉役場へ
経済観光交流課の佐々木久幸さん。『織り織りのうた』プロジェクトについては、こちらの課でお世話になっています。
また、被災対策担当の有原隼人さんは、仮設団地の管理や、緊急災害時の対応をたったひとりでされています。
挨拶にうかがいました。
佐々木さんは、明日、明後日と毎年行われる「南部牛追唄」の全国大会の準備で、会場準備をされていらっしゃいました。被災対策担当の有原さんは、前日の台風で、一晩中電話が鳴りっぱなし、土砂崩れによる道路、家屋の整備でくたくたの様子でした。

1200 糸ばた工房着
久米子さんがいらっしゃいました!久米子さんとは小本仮設団地に現在暮らしています。私たちが小本で、この織りを紹介した当初から、「私はやりたい!」「お金はいいの。手仕事が大好き。これまでレース編みをずっとしていたけど、全部、糸も作品もながされてしまったでしょ、やらせて〜」と。そして、智子が足首につけていたメヘンディーにも目を落とし、「これは?」「欲しい人があるなら、つくってあげるよ〜」と。その久米子さんが工房に、休日だというのにいらしていました。毎日、毎日工房に通われる様子をきいていたので、心からお礼と、ご苦労さま〜と、しばしハグタイムに・・・。「毎日でもきたいの。本当に、織っている間は幸せ。」と静かに目を落とし言いました。

9月に入ってから織り続ける久米子さん

9月に入ってから織り続ける久米子さん

工房を経営されている和久石タイ子さんから、工房での織り織りの様子が毎日メールで届きました。
今は、無償で織りを教え、場所を提供し、毎日毎日、自分の工房での仕事も半分以下で『織り織りのうた』を支え引っ張ってくれています。マットが売れたら、お礼をしたい、タイ子さんの働きは偉大です。心で深々と・・・もう下げた頭はあげられませんでした。

1230 皆で昼ごはんへ
ひっつみ!
食べましたよ〜♪ひっつみサイコー
っよ!うめのや!!
(ひっつみを出してくれるお店の名前です。店主のおばちゃんは、明日からも行われる『南部牛追唄』の優勝者です。元気、元気)

「うめのや」のお母さんのひっつみの味は地元でもちょっと特別のまた食べたくなる味とか…。

「うめのや」のお母さんのひっつみの味は地元でもちょっと特別のまた食べたくなる味とか…。

1400 織り織りのうた 仕事開始
^*^;ちょっとのんびりしすぎましたか。。。
食べ過ぎで眠い?!
午後は時間が早いので、さあ、手伝うぞお〜!!
マットの端を処理する者
横布作りの者
織りをスタートする者

1510 ヨーガ隊(この日は人でが足りず智子のみ) 準備に智子出発

日暮れのヨーガ(岩泉団地)へ向かう
初めての岩泉団地でのヨーガです。
途中まで糸ばた工房の和久石さんに案内いただきました。
向かう途中、岩泉町を流れる川沿いを行きました。
温泉街のような風情ある道で、とても心地がよい。
川沿いに等間隔に立てられた電灯がきれい。
川の音も、大きな川ではないのに、とても豊か。
(台風の後だからもありますね。)
川の名前をお聞きすると・・・
清水川ーsizu kawaー
綺麗な名前です。
宇霊羅山(ウレイラ)の清水が流れ込んでいるので
清水川。
豊かな山であることが
その水でわかります。
台風の後だからでしょうが、大変な数量です。
台風が浄化してくれるのですね〜♪

1600 ヨーガ(岩泉団地)
6・7・8月に訪れていたのは小本の仮設団地でした(海の近くの小本地区の仮設団地。世帯案内を見ますと90世帯程でしょうか、暮らしています)。集会所でヨーガ体験をさせていただいていましたが、その時から岩泉団地からわざわざいらしてくださる方々があり、次回は是非岩泉団地でも〜と約束をしていました。「岩泉団地は、10人くらいしかいないの、だからなんにもやってくれないのよ〜。連絡もないから、こうして時々みにくるのよ〜」とおっしゃられていたのです。4人が参加してくれました。このうち2人は、もう避難所生活をしていた龍泉洞温泉ホテルの時から(4・5月)、参加してくださっていました。すっかりヨーガが大好きになられたようで、「あ〜。そう。この終わった時のこの感じ…あ〜涙がでるほどきもちいいっ」この一言は、一番嬉しいですね。ひとりでも多くの方がヨーガで楽になればいいと思います。

1730 ヨーガ終了
もうすっかり暗くなった。
先日、誕生日にヨーガの指導員を目指す同志からもらった手巻のエコ懐中電灯ミニミニが、大変強い見方となった!アリガト。。。顔を浮かべる。
糸ばたへ戻ると…
勢ぞろい〜
視察隊ももどってきていたよ〜何か皆でミーティング?
タイ子さんさんから、織りながら試行錯誤し続けてきた、いろいろのことをお話いただいていたようでした。いろいろ試行錯誤された結果、これまでの試作とは違う、しっかりとした、そしてキレイな織物になったのですね。。。東京でも、手伝っていくので、よく聞いておかねばならないポイントがたくさんでした。
R0017123

1815 作業終了→宿「あっけら館」へ
すっかり日は暮れました。
秋の日暮れは釣瓶落しです。ストンと真っ暗。
がらがら〜戸をあけると、今晩一緒に泊まる面々さまが勢いよく迎えてくれましたあ♪
すっごい元気なひとたちです。思わずわらってしまいました。
話をこう聞いていました。
岩泉町に就職した「岩泉のホープの星なんです」と。
農業を研究する方のようです。
「こんばんわっ、お世話になりますっ。騒がせますが、一晩一緒に宜しくおねがいしますうっ」
こちらこそデス。
さて。すぐにヨーガ隊は出発なので・・・
「龍泉洞温泉に行く人と、ヨーガの人とわかれましょ〜。」

1830 ヨーガ隊出発(小本仮設団地)
1900 夜ヨーガ
 初めての夜ヨーガ。ナイトタイムに人は来るのかな?
小本団地では、最近奥様方は就職しなければと、遠くまで言っている方も多いそうです。近くて宮古、田老、田野畑、遠くは盛岡だそうです!したがって、夜がいいかな〜と思いましたが…若い奥様が2人見えました。帰ってきていつも家族がうるさいので、ヨーガやってくつろぎましたあ。。。と言っていました。ああ、よかった。やさしいお母さんになれたかな?疲れてイライラしがちです。集会所が庵になると言いのですが。まあ、また来月もしてみようかな・・・。

1930 夜ヨーガ終了→宿へ
2045 あっけら館帰宅
「ただい・・まあ・」
ドンチャン
 ドンチャン♪
岩泉のホープの星さんらとの楽しい〜お時間で、囲炉裏はすっかり楽しい宴です。
思わずわらってしまいました。

コレまでの活動では、夜は静かに瞑想でしたが、
こんなのもアリ?ですね。
適合
適合
場になじむことからです。

今日は移動で疲れましたね。
よくお休みください。

さて、日中の別隊。
<小本商店街>と<三陸視察隊>の報告の写真です。

【みらいにむけて商店街】・・・なんて素敵ななまえでしょうか。

【みらいにむけて商店街】・・・なんて素敵ななまえでしょうか。


 この小本の仮設商店街は、向こう3年間ということで作られ、先日9月19日にopenしました。
岩手日報
 小本仮設団地の方々や津波被害のあった小本に未だ修理をしながら暮らしているみなさんにとって、この商店街は大変助かるでしょう。
だんだんと支援物資の配給数が減っている…さらに9月からは毎週配給されていた水やトイレットペーパーの配給がなくなるということでした。車のなくなってしまった方にとっては電車やバスにのって、内陸の駅まで買い物にいかなければならない状態になっていました。
 また、かつて店舗を営んでいたうち、被害にあって商売ができない状況になった7件が、入りました。箱石義郎おじさんの衣料品店も、早野商店もまさに「みらいにむけて」の一歩を。「よしっ。」とやっと、やっと出したのです。これまで長く長く培ってきました。今は昔のように若くありません。でも、いまからのみらいへ一歩なのです。
愛子おばちゃんは、いつもいつも手を真っ赤にして洗い物して、片付けの半年でした。この箱の中をどんな思いでみているのだろう。

愛子おばちゃんは、いつもいつも手を真っ赤にして洗い物して、片付けの半年でした。この箱の中をどんな思いでみているのだろう。


明日から2日間で、この商店街にお花をすこしですが植えさせていただこうと考えています。
プレハブで殺風景だから・・・。
お花をプレゼントすることになりました。
トリャンバカム・ヨーガ・センターのみなさん、また個人さまで、グループ様でご寄付をいただいた皆様。先ずお花を贈ることにしましたよ〜。善く考えて「ここで」というところで使わせていただきますね。
※会計報告はこの支援活動のページの中で定期的にお伝えしています。

 さてさて、こちら【視察隊】の写真です。
皆さんを乗せて案内をお願いしたのは、ヨーギーであり善き仲間であり。いつも支えて貰う頼もしい、もう支援活動参加歴はベテランの小林真希子さんです。奇数月に参加して下さいます。偶数月は宮城へのボランティアへいかれているということでした。愛とパワーの人です。
 そして、写真はトリャンバカム・ヨーガ・センター会員さんの岡村美代子さん。今は木曜日の夜ヨーガに在籍。来月からは水曜日の夜ヨーガクラスに在籍です。学びの方です。

三陸は宮古から入ったようですね。
写真をみると、被災場に雑草が随分生えていることに驚きました。
時の流れ、そして、塩水にも負けず、生きはじめた力を感じますね。
津波にびっくりし、その後、海の環境の変化もありましたね…ウミネコさんも戻ってきています。

活動報告vol.3につづく〜
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