ひとはみんな 今日もまたゆく
寒くなった。
昨日のたった一日で紅葉しました。
暑い暑いと
本当に暑かった今年の夏が、
あっとい間に季節の中にとけてしまった。
今日の岩洞湖
静かに美しく輝いて、
秋になった空を
かわらず映し出していました。
さあ、今日も岩泉へ向かいましょう。
ヨーガな地に
ヨーガを伝え響かせることを祈りながら〜♪
さらに寒い藪川を抜けます。
盛岡から岩泉の間では山越えがあります。
とても寒い地区を抜けていくのです。
先日話しをきいた「はせ(稲架)」を見ます。
昔ながらの風景ですが、
近頃は見えなくなりました。
はせについて、織手さんが先日話してくれていました。
「はあ、もうだれもしない。小本でする人はいないんじゃないかな、大変だものおっ〜」
「そんなに大変なんですか」
「大変たいへん、乾燥するまえの稲をあげるでしょ。重いの重いのって。」
「それに、こんなに何で〜って言うほどたか〜く架けていくからあ、かけたところで重さでね、はせがぎーっと倒れちゃうわけ(笑)そうすると又最初からなの〜」
と身振り手振りに、大変〜!という表情つけて話してくれました。
「今は、乾燥機があるし、半日で乾燥してしまうから、今はだれもしなくなってきたあ」
「それでも、中野や岩泉、山の方へ行けばたくさんみられるでしょっ。…智子さんみた?もうはせてた?いいでしょ〜!」
と。
はい。見ました。そんなに大変なんだね。
この話を聞いてから、「はせ」をみる目がまた一層やさしくなれます。
お百姓さんの声が聞こえてくるようです。
稲架が組まれると秋を感じ、稲架が取り払われると秋の終わりを感じるようですね。こうして季節を感じさせる存在は少しづつ減って、秋の風景も変わっりつつあるのでしょうか。東京ではお見かけしませんが、お百姓さんの思いが詰まった稲黄は金色に輝き美しいのだろうな~と想像しました。実際に目にした時はお百姓さんのやさしい気持ちが理解できるような気がしました。古来から伝わる自然(太陽光)を使った天日干しは手間が掛かる分高価なわけが分かりました~稲架のお話ありがとうございました。
早野先生。長又先生。
こんばんは。
田んぼの風景に、稲穂の香を感じました・・・。
土の匂いとお日様のにおい・・・。
故郷の目の前に田んぼが広がり、その先の東に近江富士。
西には比叡山の故郷の風景を思い出しました。(涙)
その田んぼにも、春夏秋冬・・・その季節のにおいがあったな~。
子供のころは自由にその田んぼをダメだとしりながらも、自由に走り回ることができた時代でした。(笑)
今となっては『立ち入り禁止!』と子供たちにしっかり言い聞かせるのが親の仕事。
今の子供たちは規制が多くて、とても気の毒だと感じてしまいます。
岩手の地を訪れたくなりました。
そして、人それぞれの『時のあり方』をふと思ったお話でした。何を幸せと感じるか・・・。
すべて主観でいいのだと思いましたが、どうなのでしょうか・・・。