ー出来事編ー新型電車と竹の花と
新しい電車に乗ったのです。
それはそれはキレイでした。
未来電車でした。
連結部はガラスの扉で、昔ながらのガタガタとした危険な感じが一切なくて、扉の向こうはちょっとしたショップ?と思わせるような素敵なデザインのガラス扉だった。
乗り降りする扉の横のシート脇も、銀の手すりではなくて、…何かこう…シートボックス的に。電車の壁は白く、通路の幅が気持ち広いかな?
新しい匂いもします。
少し人工的な匂いです。
目を閉じて思いました。
「こうしてまた、人の手によって、良いと思われる工夫をこらした新しい『物体』の誕生なんだな。」
続いて思った
「この新しい電車のことを、私はこのように思ったけれど、良いと思う人もいれば、そうじゃない人もいて、ツイッターかなんかで、つぶやかれるんだろうなあ〜、一生懸命工夫を凝らして、お金をつぎ込んで、皆さんを思って新作ができあがったけれど、…大変だなあ〜。そして又いつかふるくなって、博物館入りかしら?そして・・・」
ガタン ゴト〜ン
ガタン ゴト〜ン zzzz
到着。
「竹の花ってご存知ですか?」
レッスン後に、泉の森会館の事務所の坪西さんにきかれました。
「?花、みたことない・・・です。」
「そうなんですよ。珍しいですよね。」
ーカメラを持参しませんでしたー
ネットより
「竹って稲イネ科なんですって、だからほら・・・ここ、稲みたいですよね。」
「これ、これが花だそうですよ(稲のような稲穂のような、その先に、花らしき白いものがありました)」
「竹の花って、5〜60年に一度とか、120年に一度とかしか咲かないっていわれているそうなんですよ〜」
「!!っ」(花から目を話し、互いに見つめ合いました)
「花が咲くと、竹は枯れちゃうらしいですよ・・・それも、根が繋がっているから、全部枯れるそうですよ」
(ああ、竹は地震の時の逃げ場になるくらいしっかり根がはるものね…それが枯れるということは、いろんな意味で・・・なるほど「不吉」とも「再生」ともかあ)
「!!っ」(更に目が大きくなりました)
「不吉とも、再生ともいわれるそうですよ〜」
「!!!っ・・・2012年はいろいろありますね〜」
「は・・・い。まあ、不吉といっても、とても貴重な花なので、飾っているんです。」
今日は、物質の新型をみた。
自然界の輪廻をみた。
う〜んオモシロイ日だった