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ー本の紹介ーSVAMI SIVANANDAさんのお誕生日 9月8日

2011.09.08

Category { サット・サンガ }
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Photo by Satoko Yaegashi  2011.9.8

Photo by Satoko Yaegashi 2011.9.8


おはようございます。
今日9/8はシヴァーナンダさんのお誕生日です。
そして、私をシヴァーナンダさんに出会わせてくれた、『シヴァーナンダ・ヨーガ』の著書 成瀬貴良先生の誕生日は昨日、9/7でした。
少しシヴァーナンダさんの生まれた時の話しを、『シヴァーナンダ・ヨーガ』より一週間くらいつづけてみましょう。(きりの良いところまでを紹介しますので、興味を持たれた方は「シヴァーナンダ・ヨーガ」をお読みください。)
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誕生
16世紀のことですが、シヴァ派(精神世界を歩む者たちの中で大いなる神をシヴァとする集団)にアッパヤ・ディクシタールという大変立派な聖者がいました。彼は高名な学者でもあり、サンスクリット語で(サンスクリット語で書かれた書物は当時使われていた言語やパーリー語で書かれた書物よりも、高貴な書物とされました。)多くのヴェーダンタ哲学(インドの六派哲学のひとつ。この学派はウパニシャッドの「梵我一如」の一元論思想を説く、インド最大の哲学派。)の作品を書き残し、大勢の人たちからシヴァ神の生まれ変わりだと思われていました。
 かれはかつて、ヴェーンカテーシュヴァラ神(ヴィシュヌ神の化身=インドの三大神 ヴィシュヌ・ブラフマー・シヴァ)がまつられている寺院に参詣しようとしたのですが、シヴァは出あることを理由に神官に参詣をきんじられるという出来事がありました。しかし、彼を一目見た別の神官が、彼こそ真の聖者であることを見抜き、参詣をきょかしてくれました。
 次の日、この寺院の神官たちがヴェーンカテーシュヴァラの神像をみると、その神像はシヴァ・リンガ(リンガとは「男性性器」。シヴァ神はリンガの形で祀られることが多い)に変わっていました。彼らは驚き、アッパヤ・ディクシタールに先日の非礼の許しを乞い、神像を元に戻してくれるようにとお願いしました。そこでアッパヤ・ディクシタールが祈りを捧げると、シヴァ・リンガは再びヴェーンカテーシュヴァラ像に戻ったということです。

 このアッパヤ・ディクシタールの子孫にヴェーング・アイエルがいました。彼は妻のパールヴァティー・アンマルとタミールナドゥ州のパッダマダイという村にクラス公務員でしたが、信心深いヒンドゥー教徒でもあり、「マハートマの人」として多くの人達から尊敬されていました。
 パッダマダイは、カナディアンカルと呼ばれるタンブラパルニ川の渓谷に取り囲まれた水田地帯で、マンゴーの樹々が繁る大変美しいところです。タンブラパルニ川は「南のガンジス」として知られています。この村はまた、良質な草の敷物が産出することや、多くの音楽家が出ていることでも有名でした。  
 1887年9月8日の日の出とともに、クップスワミ(のちのシヴァーナンダ)はこの夫妻の三男としてパッダマダイ村で生まれました。
つづく
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