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ー出来事変ー 断食 をしました。

2011.10.25

Category { サット・サンガ }
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広葉樹は、訳あって色づき、訳あって葉を落とします。(Photo by Satoko Yaegashi)

広葉樹は、訳あって色づき、訳あって葉を落とします。(Photo by Satoko Yaegashi)


私、研究生の石川奈穂美は、去る10月11日~18日、
家族と職場の面々に宣言し、8日間の断食をおこないました。

私が断食をするようになったのは、2009年4月、なんでも知りたい、やってみたいという気持ちから、トリャンバカム・ヨーガ・センターでおこなわれた「断食講習会」を受講したのがきっかけでした。その後、その良さに魅せられて、自主的に年1~2回のペースでおこなうようになりました。

断食と聞くと、キツイ苦しいというイメージが最初に浮かんでくると思いますが、それだけではなく、今まで意識しなかった自分の身体の気付き、食べ物に対しての感謝の気持ち、食という欲を断っているのにとても穏やかな感覚等、マイナス面よりも得られるものの方が多かったように思います。

この断食は、全日程、卵・肉・魚など動物性のもの・アルコール・煙草・カフェイン(コーヒー・紅茶・緑茶等)を摂らず、最初の3日間で徐々に食事の量を減らし(減食)、2日間本断食(水分と健康飲料のみ)、残りの3日間で少しずつ食事の量を増やしていく(捕食)というプログラムです。

≪1日目≫(減食)
17時まで仕事。
今まで、動物性のものをいかに摂っていたかと感じる。
パンの卵やカツオだし等、意識せずに食していたと気づく。
量は減らしているが、まだ食事を摂れているので、普段とあまり変わらず。

≪2日目≫(減食)
午前中仕事。
食べ物を制限されると、食べられるものがあることが、とても有り難く感じてきた。
ガッツリ食べたい気分。ゆっくり食べたら満足感あり。
買い物など(60分)、動いていると空腹感が減る。

≪3日目≫(減食)
午前中仕事。
19時から、ショートピラティス+夜ヨーガのレッスン(130分)。
干し椎茸と昆布だしの野菜たくさん味噌汁の素材の味が美味しいと感じられてきた。薄味の美味しさで、今まで味が濃かったことに気付く。
3食1杯粥と味噌汁だったので、体力が少し落ちてきた。
プリンが食べたい…

≪4日目≫(本断食 1日目)
17時まで仕事。
19時から、代々木八幡 成瀬先生のヨーガレッスン(90分)。
まわりの食べ物が気になりだし、歩みが遅くなってきた。(階段キツイ)
1日中眠いのは、体力が落ちてきたせい?「食べたいなぁ」と思うが、精神的にはあまり参っていない。
お腹が平らになった。

≪5日目≫(本断食 2日目)
午前中仕事。夕方、自宅でヨーガ(60分)
体力は落ちてきたようだが、思ったより元気。結構動けるものだ。食事を摂っていないので、食べ物からのエネルギーで動いているのではなく、自分が維持している力で動いていると感じる。
空腹感が出てきた。食べられる日を考え始めた。
健康飲料を飲むと、「あぁ、胃に入っていく」と感じた。
ありがたい…

≪6日目≫(断食明け 捕食)
玄米クリームを少量食し、研究生仲間と日曜朝ヨーガ(60分)。
朝の少しの玄米クリームが、午前中の身体を動かすエネルギーになっていると感じる。(昨日に比べるとずっと身体がしっかりとしている)食べられる幸せ、食べ物がある幸せ…
断食で、食欲を制しているので、自分にとっては苦(マイナス)のはずなのに、気持ちはなぜか前向き(プラス)。ヨーガとその後の甘いチャイのおかげか、1日穏やかでいられた。空腹は気にならなかった。

≪7日目≫(捕食)
17時まで仕事。
十倍粥と味噌汁を食べられるようになり、元気よくいつものようにガンガン歩けた。これだけの食事でエネルギーとなり、動くことができ、生きていられるということは、今までどれだけ食べ過ぎていたのだろうかと思った。
夕食食べても足りない感じ、だんだん色々食べたくなってきた。

≪8日目≫(最終日 捕食)
17時まで仕事。
食を摂りだすと体力もアップし、食に支えられて生かされていると改めて実感。階段が楽になった。
頭がスッキリ(クリア)になって、ヤル気・成し遂げられたという自信が出てきた。
老廃物が出きったおかげか、顔がツルツル肌になった。(体重減少とサイズダウンのオマケ付)

今回5回目の「断食」を終えて、
初めて行った時は、空腹や心の動き・体力などに、自分の感情がどっぷりとつかっていましたが、2~3回目になってくると、「あぁ、今私はこうなんだ…」「あれっ、今回は前と違うぞ~」と自分を観察できるようになりました。今回も、マイナス気分にはならず、自分は成し遂げているのだという自信や、終了後の変わった自分を思う楽しみの方が大きかったです。
食べ物がある幸せ、食べたい時に食べられる幸せ、何でも食べられる幸せ。
最終日よりも、その次の日の方がありがたく感じました。

機会がありましたら皆さんにも、ぜひ「断食」を体験していただきたいと思います。

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