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ー出来事編ー脱原発世界会議

2012.01.15

Category { サット・サンガ }
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パシフィコ横浜で、世界中が注目する「脱原発世界会議」がこの㈯㈰で行われていました。
私たちはインターネトというすばらしい共有の道を2000年に得ました。この道によって同じ時間に一瞬にして人々の心を、生を受けとめられ、知り得るのです。個人的な思いですが、基本的に現在の情報に対する使われ方は多様すぎてあまり好きになれず、普段からテレビ情報も新聞情報も、twitterもFacebookもi-phonばっかり見ている人の姿に、なんとも言えぬ思いを抱いています。しかし、善い使われ方で、世界中の人々と共有できるこの週末の『脱原発会議』のアイディアは、貴重で、実に全人類が注目すべきだと感じました。
この会議があることを「知らせてもらった」から私は「知ることができた」ので、「知らなかった」方の為に、こうしてブログに書くことにしたんです。
そう、知らされなければ、知らないで終わってしまうのです。
「知らされなかった・・・」
「知らなかった・・・」
この言葉は、今まさに福島の人々、子供たちがいつか発する言葉です。
情報伝達とは、こうした過ちが無くなるために使われるべきです。

「脱原発会議」は、理論と実践で整然と準備を整えたものが、動き出したように見えました。
日本のハタ・ヨーギーが動き出した。
と思わずヨーガしかしらない片端な人間である私は、ヨーガの教えからリンクして連想し、息を呑んで情報を捉えてみました。

全ての人の中には、仏性のように、輝く原石があり、誰もがそれに気付くことのできる智慧をもっているといいます。
とても、うれしくなんだか支えになる言葉です。
しかし、
しかし、
現実の世の中には、どうしても救いようのない悪人がいる。
悪をなす迷える最低の人々は、気付こうとさえもしない・・・
と、理想と現実の相違を説く部分もでてくるのです。

確かに、

現実の世の中には、「どう考えてもそれはおかしいでしょっ!」と成し事の結論が、人々の幸せや微笑みではない、利益や物質中心、あるいは力の支配や名誉となって迫害を加えるということがあります。
最初は善きに・・・と始まった働きが、組織という物の中で変化してしまうのです。

・・・まさに原発ではないでしょうか?

他の誰かが間違ったことをしているときは止めなくてはいけません。なぜなら、間違った行為は、それによって被害を受ける側だけではなくて、その人自身も傷つけているからです。間違った行為を許すことはそれを奨励することになってしまいます。出来る限りの力で、過ちを犯すことをやめさせなくてはなりません。しかし、大事なのは、慈しみと善意をもってやめさせるのです。過ちは無知からきているのですから・・・。
憎しみや、怒りだけで阻止しようとしたら、状況は逆転してしまうのと同じで、「悪い」になります。落ち着いて準備をし、善意と慈悲で、過ちを犯しているひとを救ってあげなくてはなりません。

そこで立ち上がった、この会議を実践している人々。
「脱原発世界会議」が動きだしたことに、大変な力を感じ合掌。…と同時に、その合わせた手には汗ばむような緊張感も感じます。
準備は正しく整っているように感じました。
静かで整然としています。

悪事(原発)に対して
①ラージャ・ヨーギー隊がたちあがったのでしょう。2011.3.11の地震によって起きた原発。津波ではないのだ!と愛妹な原因に対して、静かに瞑想するように、着々と事実を、真実を見つめていた人々。

②ギャーナ・ヨーギー隊がいました。識別がなされました。事実への分析がなされ、地震なのか、津波なのかと。原因が誤った見解や情報で迷妄する中、迷うことなく正しい知識で見つめることのできる人々。

③バクティー・ヨーガの心が、立ち上がった人々の原動力となっていますし、これからもこのバクティーだけは、わすれず全うして欲しいところです。さもなければ戦争になってしまうから・・・。ここにあるのは「慈愛」です。
「なぜ、放りだしたのか!」「なぜ命を放り出したのか!」「知っていたのに知らされなかった」「知っていたのに、なぜ!」これが、この脱原発の怒りです。そしてそれは時々刻々今もなお進行しつづけているという恐怖と、原発への憎しみにさえなっています。
しかし、暴力的破壊的怒りにせず、過ちを犯している人々へ、理解いただこうと①②④が心の奥にこのバクティーをもって、冷静に戦っていました。

④カルマ・ヨーギー隊がさすがです。日本人の根本の精神を見ているようです。事実を証明するために忍耐つよく、行動した人々です。勿論その働きが、利益になることとか、だれかに賞賛されたいとか、名誉な行為をして有名になろうとか、そういった心はこうして書くのも恥ずかしいくらい無い方々による働きです。

ああ、この週末の世界会議が、今後どのような流れとなっていくのか・・・・手に汗握る夜です。
しかし、私も、これに賛同する人間のひとり、できることから何でもしようと感じています。
そして、動くためには正しい知識が必要ですから、原発のことをもっと知り、そして脱却への姿勢を断固継続しなくてはいけません。

地震の後の津波ででたくさんの人が死んで。でも、生きる力をもち直し頑張っている人や応援する人もたくさんいる清らかな日本なのに、どうして一秒一秒遺伝子を破壊されている人々がいるのに、野放しにする殺人行為を許しているのか…!!凍った湖に落とされるような、心は引き裂かれる思いです。

合掌

Om shantih shantih shantih

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