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ー出来事編ー梢の勢いに、皆様を回想…。

2012.04.18

Category { サット・サンガ }
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Photo by schiko kawamura

Photo by schiko kawamura


~歓びのうた~

4月18日㈬の今日、ほんの数日ぶりに新宿に。4/14-15㈯㈰は、被災後毎月続いている支援組織「三陸のともしび」の4月の活動でした(活動の詳細はブログに近日記載します)。引越しとは別に、12日に東京を発つ時は桜が満開で、風に舞っていました。今日はすっかり葉桜です。春の生命力は冬の何倍なのでしょう。毎日が赤ちゃんのように強く、勢いのある生命力で変化しています。

 さて、トリャンバカムの会員の皆さまにあられましては、体調を崩されることなく、またお勤めの方は、新年度の環境や慌ただしさに呑まれていませんか?微笑みの、平和のビジョンに向かっていらっしゃることでしょう。週一度の定期的なヨーガを継続されているヨーギーの会員皆さまなら心配御無用!と胸を貼りたいところ…が、しかし、通常は、多くの場合、一人の人(私)の雰囲気というのは、周囲の雰囲気に巻き込まれやすいものです。別の言い方をすると、雰囲気を察しようとすることの方へ、力をいっぱいに、全力で注いでいるかもしれませんね。あらゆる物事は、どうやら必要があって私達に注がれるようですから、そんなに我武者羅に周囲を察しようと頑張ってしまうと逆に力が入って何も感じ取ることができなくなってしまいます。自己中心的な判断ばかりになってしまうものではないでしょうか。

…桜が満開の花盛りでも、花びらになって舞い散っても、葉桜でも、冬に枝に雪がつもっていても「桜の木」であるように、自然な流れのままに馴染み、いろいろの見方をされても何も変わっていないことを知る者は、ずっと桜でいられます。

力を抜いてそっとやさしく坐した時…、本来の、自然の雰囲気というものを感じとることができるというものです。…そう、いつものヨーガ実習と同じですね。ヨーガの実習と同じように、まず静かに坐して受け入れることから…。それが何故起こったのかと、事々の起り(現象)と喧嘩したり文句をいうのではなくて、向き合ってみます。自分の発言が他者を傷つけてはいなかっただろうかと。他者とは、‘人’のことばかりではありません。モノゴト全てにやさしく、無理がなく、我執なく、あらゆるものの微笑みをそうぞうし、そういった行為やはたらきかけであったか?と向きあうのです。苦しめてしまうことがあられたり、思うままで、相手の雰囲気を考えずに、口から行為してしまっていると、両者の間には善い雰囲気が無くなっていくようです…。いかがでしょうか?

 トリャンバカム・ヨーガ・センターもクラス担当者が代わり一変したかのように感じられます。比較することは心を疲れさせますからどうぞなさらず、安心してください。我々の思いはただ唯一のひとつです。皆様の心が健やかな微笑みの日々であるよう、ヨーガの教えに基づき、それをまっすぐお伝えすることを全うすることです。ハタ・ヨーガはその心へのテクニック。山頂までのご案内はその道をあるいたことのある者がリーダーとなって案内します。登山道はいくつもあります。それぞれに特徴があります。眺めのよい穏やかな道、険しいけれど速い道、川に沿った道、山鳥に会える道…。どうぞ、それぞれの雰囲気を理解し合い、そこにある信頼という伝統的ヨーガの手綱にお任せください。互いの心が理解し合おうという心で保たれた時・・・歓びのうたがきこえてくるでしょう。
早野も今、新しい場所でどんな道がよいものかと、ただ一人道を実踏しています。先ず自分自身で感じてみて、自然である無理のない雰囲気と向き合うために静かに座るだけの修行の身です。学びのある毎日です。歓びのうたが聞こえる日まで実践の日々です。皆様を思いながら…

Tryambakam Yoga Center 早野 智子

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