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リシケーシの便り

2019.03.25

Category { 教室トーク }
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インド リシケーシで研修中のヨーガの仲間の滞在の様子が聴こえてきて、クラスでも紹介しました。

Y.L.S.(成瀬貴良先生にヨーガの実技と哲学を教わっている仲間の集まり)の勉強会を毎月受講されているAkemi さん、Mamikoさんの様子です。リシケーシでアーシュラムを営み、ヨーギー、ヨーギニーの母、川崎あき子さんからの便りでした。その一部をお伝えしました。

Akemiさんはすばらしい!Mamikoさんと一体化して動いています。可能な限りMamikoさんの願いを叶えようと一生懸命です。まさに今日ハムサナンダジのお話にあったカルマ・ヨーガです!と。

そう、今日これからする皆さんのどんな行動、振る舞い、話すことも聞くことも、食べたり見聞きすることも、思うことも、そして呼吸も…どんな行為も全くの他者のために、そこに居られる神へ向けて発信されてください…と。ご受講の皆様へお話するとき、わたしはもっとも自己の心身に話しかけるのでした(笑)。

さて。
「訪れるヨーギー、ヨーギニーが修行に専念できるようにと、なんでも叶えてくれようと世話してくださる方こそあき子さんですよ!」と褒め讃えるあき子さんには思わず微笑んでしまいました。また全盲のMamikoさんの目になっているakemiさんへ敬服合掌。

短い文面でしたがわたくしはたくさんのことでいっぱいになりました。
ひとつはリズムについて。
尊敬するプレーム・ヨーギー、ペールウィンターさんが著書「ヨーガ教室」の中でリズムについて書いています。
呼吸のリズムということで書かれているのですが、わたくしは、呼吸のリズムは時のリズムに通じるとも言えるので、
「行きたい!」と自己の内で行けるとイメージ出来ていたのだろうMamikoさんとリズムと、応じられるリズムだったAkemiさんとの関係性。
すばらしい奇跡の一致。印象深いできごとです。

カルマ・ヨーガについて。
手紙には「神の道に通じなければカルマ・ヨーガではない・・・。」とあったのですが・・・、
そう、まさに「神の道に通じなければ」です。あらゆるものお内に神を見、それのみを見ているということ。まったくの無私です。無私でいられることの自由さで夢中です。讃えられてのこと。日々の恩恵です。それらを享受、楽しんでいられること。すべてを含めて、カルマ・ヨーガになれること。「通じていなければ」のときなのですね!羨ましい限りです。

連鎖して「神」との日々を願う気持ちになりました。神との日々について。
特別な「神」という人がそこに、そっちに、ちょっと離れたところにいるというのではないということ。今、ここに、この心の内に外に触れて居られて、どんな瞬間も触れ合っているのに・・・そのことが認識されなければ忘れてしまうことだし、意識しなくてもいいや、という気持ちになってしまう。
自由で、楽しくてしようがなく、すべきことがあるときというのは、まったく神と一体化しているように自身の心(感情)がいっさい働かないから楽で自由です。

リシケーシという場所について。
リシケーシを想像することができる幸せを思いました。短い数文字でも、思った一瞬で神を思えます。神との戯れに楽しく、また尊び、匂いや味わい(経験)を思い返えして乞うている時になります。
訪れたことのある場所ならば、人は誰でもリシケーシに限らず思いを馳せていかようにもその味わいは広がるものですが、しかし、リシケーシやアーシュラム、ヨーガを教えてくれた先生や師匠、スヴァーミージー方を思うときのみ、広がるそれに一点の濁りもない、濁りを寄せ付ける間もないというところがこの場所の凄いことのように感じます。

最後にヨーガに触れていることについて。
「いつもこうして(電車のつり革を持つように)触れていなさい」と成瀬先生がいったように、触れている今を思いました。毎日さまざまなことがあり、さまざま対応して、まざまざと感じることがあるけれど、触れ続けられていることに合掌。

Tryabakam Yoga Center

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