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12.06.08

Category { サット・サンガ }
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シシヴァーナンダ③愛と奉仕に生きた聖者の教え『シヴァーナンダ・ヨーガ』
今回(毎月8日、24日)は、数回に分けて紹介してきました「シヴァーナンダという人」の続きと「世界的規模の教え」をお伝えします。毎回きりの良いところまでを紹介しますので、興味を持たれた方は「シヴァーナンダ・ヨーガ」をお読みください。
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前回のつづきです
シヴァーナンダという人
ある日、アーシュラムで訪問者と話をしているとき、シヴァーナンダはたくさんのノート・ブックやペンや時計を見せると、こう言いました。
「人びとは、サンニャーシンはこのようなものを持ったり使ったりするべきではないと思っているでしょう。しかし、わたしはそうは思いません。奉仕は行為です。人類の幸福のために、働いて、働いて、働くのです。身体と心はそのための道具として、快適で健康でなければいけません。わたしはちょっと変わったサンニャーシンかもしれません。奉仕することが大好きなのです。人びとは、サンニャーシンというものはいつも尊厳さにみちていて、眼を閉じ背筋を伸ばして坐っているものだというイメージをもっています。また、そうすることで人びとに悟った人であるという印象を与えています。しかし、わたしはそのようなサンニャーシンとはまったく異なるタイプです。仕事そのものが瞑想なのです。これがわたしのやり方です」

 スヴァーミー・シヴァーナンダは、『バガヴァット・ギーター』の第10章に書かれているヴィブーティー・ヨーガ(神の恩恵と神の現れに関するヨーガ)におけるもっとも偉大な、そしてもっとも身近な手本ともいえる方です。スヴァーミージーは、ラージャ、バクティー、カルマ、ジニャーナの各ヨーガと同等にこのヨーガを称讃されていました。シヴァーナンダの感動的な講義を聴いた人たちは、彼がどうしてこのヴィブーティー・ヨーガをもっとも強調されたのか、はっきりと知ることができました。ヴィブーティー・ヨーガは活動的なジニャーナ―バクティー・ヨーガでもあるのです。『ギーター』第10章の中では、クリシュナ神によってヴィブーティー(祝福と示現)の数々があげられています。シヴァーナンダはこれに少し付け加えられています。

 かつて、アメリカの哲学者ドクター・トンプソンがシヴァーナンダに素直に訊ねたことがありました。
「スヴァーミージー、あなたは神をご覧になったことがありますか?」
 シヴァーナンダは答えました。
「はい。わたしは神以外の何ものも観たことがありません。わたしが食べる食べ物の中に、」わたしが飲んだ水の中に、わたしが会ったすべての人や動物の中に―そして、あなた、ドクター・トンプソンの中にもです。わたしは神以外の何ものも観ていません」
 あらゆる人びとへ尽きることのない熱心な奉仕と、あらゆる苦悩から人びとを救うことによって、シヴァーナンダが発するオーラは、たくさんの不平不満を持っていた彼に近づいてきた人たちを沈黙させ、敵意をもった人たちも彼の前に出るとすっかり敵意を喪失してしまいました。
 そして、優秀な人たちや教育を受けた人たちがキールタンを歌うことを恥ずかしがる習慣がまだ残っていた時代にシヴァーナンダは魂を揺さぶるような聖なる歌声を通して、すばらしい奇跡が起こることを実証したのです。大勢の人にとって、シヴァーナンダの歌を聴くことが癒しになりました。彼らは神の名を歌いはじめました。シヴァーナンダは神の化身のようなお方でしたので、彼に接した人たちはだれでも、神の愛の波動を受け取ることができたのです。
 なんの精神性もなんの資格も持たずに集まってきた人たちを腕の中に抱き入れ、しかも、厳格な禁欲生活や組織的な修行を送ることなしに神聖なる人に変えることは、もっとすばらしい奇跡ではないでしょうか。
 ヒマーラヤの麓、ガンジス河の河原の小さなクティールに坐って、世界の四方に神聖なる知識の光を放つことは、もっとも偉大な奇跡ではないでしょうか。

世界的規模の教え
 シヴァーナンダは、英語が世界中でもっとも多くの人たちに通用する言語であることを認め、英語で考え、話し、書き、歌いました。しかしこれは西欧人ばかりでなく、西欧文明に追随して自分たちの古い文化や宗教に触れる機会を失っていた現代若いインドの人たちにとっても有効だったのです。事実、彼らはシヴァーナンダの本を読んで、インドの精神的遺産に目覚めたのです。
 シヴァーナンダは、彼が会った人たちの状況やレベルに合わせることによって、西欧人と西欧志向のインド人双方の知的好奇心をかき立てたのです。
 シヴァーナンダ・アーシュラムでは、キリストはクリシュナ神同様に敬意を払われていました。西欧の人たちは、クリスマスにはシヴァーナンダから、キリストの誕生劇を演じるよう求められました。
 また、「サーダナ・ウィーク」を設け、イースターやクリスマス休暇になると、世界中から熱心な求道者たちをアーシュアムに集め、厳しい修行を受けさせました。ジャパや瞑想、リキタ・ジャパ(写経)、ヨーガ・アーサナ、マウナ(沈黙の行)、奉仕活動など、丹念に計画されたプログラムが組まれました。シヴァーナンダや古い弟子たちによる講義も行なわれました。
「サーダナ・ウィーク」の参加者は、リシケーシに来たときよりもさらに心豊かになって帰ってきました。

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12.06.07

Category { トリャンバカム・ヨーガ・センター盛岡 }
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風になった日

㈭は小本診療所

歯科診療バス
6月になった。

岩手より早野です。
4月は環境の調整でした。
みなさんとの時間を過ごせ場所作りの準備と自分たち自身の心の準備をしました。
5月から定期的に毎週仮設に滞在し、ヨーガを伝えたり、手仕事をするようになって、忙しく互いにお世話さまの日々です。
一日はあっという間で、夜にはこうして一日を書き留めるようにしています。
そして、明日への準備・・・静寂の時間があります。生きることには準備が必要です。カラダが準備されていないと、自己中心の一日になってしまいます。
やはり、昼間を迎える「私」となる前に、ヨーガが必要であることを、早朝に、そして夜に実感しています。

みなさまも断続のヨーガにより、役割を果たす日中に向けて整えておられますか?
狛江のトリャンバカム・ヨーガ・センターをはじめ、師である成瀬貴良先生のヨーガ・サンガティ教室。伝統的な哲学を大事にして、理解と実践をし歩んでいます。是非ご自身の「庵」として使ってくだされば嬉しいです。

岩手でも、そんなヨーガを自然に広めたい思いです。
しかし、現状は難しいです。
だから、今はむずかしいのだと理解して、ヨーガを伝える時期がくるまでは、サポーターになり続けようと切り替えました。

仮設住宅に暮らすみなさんの日々は忙しいのです。
もちろん畑などの仕事もありますが(昨年は被災直後では畑しごとなどしませんでしたが、今年は3月から人々は作業を開始しました)、
忙しいというのは、正確にいうと「落ち着かない」のです。
だから、「ヨーガをする」という時間を赦す心のゆとりはまだ無いようです。

仕事といっても、以前のように機能させられている方はほんのほんのひとにぎり。
ほとんどの人は収入へ通じる稼ぎはなくなったのです。
お金を出して道具を揃え復旧することはできますが、高額なお金をはたいて以前と同じにしようと整えたところで、以前と同じようにはたらける自分たちのカラダではなくなってきてしまっているのです。
一年間を働らかずに出来る状況でなかったために)棒にふってしまったことは、思っている以上に問題を大きくしたようです。
この一年で失ったものは、仕事や家だけではなかったのです。
肉体の老化は日毎加速したようです。
畑の雑草が日毎伸び、伸びだすとあっという間に茂るように、ある程度ご高齢になったカラダの老化は早いのです。

こんな状況の春を過ぎ、田植えをおえた6月です。
5月末に、町役場より今後の土地、住宅についての計画が伝達されました。
内容は住民にとってあまりよいものではなく、少し落ち込んだ先週。
しかし、嬉しいこともありました。
6月より毎週木曜日は「小本診療所」が仮設に設置され、宮古から、院長先生か副医院長先生がきてくださるとか。
午後には歯科の車もきます(詳細記事は織り織りのうたブログをご覧ください)。
これまで、病院はとても遠くて、バスに乗っても数千円とお金がかかりました。
やはり、日々の「あれ?」という不安がすぐに解決すると心は楽です。
心配が常では、想像は膨らみ、想像で自分を大病患者にしてしまうことはよくあることです。

診療所・・・、よかったです。

また、㈭は織り織りのうたの母体である「三陸のともしび」でヨーガをお伝えしていますので、小本の仮設団地では、㈭がメンテナンスDayです!歯に外科に内科などの診療に、自己で気付き治癒力を高めるヨーガと。
健やかさを求め安楽への選択は各々ですが・・・。


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