トリャンバカム・ヨーガ・センターについて ヨーガ クラススケジュール 料金について よくあるご質問と体験者の声 アクセス/コンタクト 講師プロフィール
news/blog
お知らせ
YOGA生活
支援活動
レッスン前の話
クラスの様子

Warning: strip_tags() expects parameter 1 to be string, object given in /home/users/1/moo.jp-tryambakam/web/cms/wp-content/themes/tyc/archive.php on line 20

Warning: include(/home/users/1/moo.jp-tryambakam/web/cms/wp-content/themes/tyc/.inc) [function.include]: failed to open stream: No such file or directory in /home/users/1/moo.jp-tryambakam/web/cms/wp-content/themes/tyc/archive.php on line 21

Warning: include(/home/users/1/moo.jp-tryambakam/web/cms/wp-content/themes/tyc/.inc) [function.include]: failed to open stream: No such file or directory in /home/users/1/moo.jp-tryambakam/web/cms/wp-content/themes/tyc/archive.php on line 21

Warning: include() [function.include]: Failed opening '/home/users/1/moo.jp-tryambakam/web/cms/wp-content/themes/tyc/.inc' for inclusion (include_path='.:/usr/local/php/5.3/lib/php') in /home/users/1/moo.jp-tryambakam/web/cms/wp-content/themes/tyc/archive.php on line 21
13.10.24

Category { サット・サンガ }
Comments  { 0 }

本の紹介『シヴァーナンダ・ヨーガ』では、わたしたちをいつもあたたかく導きくださる成瀬貴良先生著、『シヴァーナンダ・ヨーガ』(善本社)の本文全てをそのままタイプしお伝えしております。 月2回、8日と24日に配信。 著者よりご許可をいただいての配信。 多くの方の目に触れ、心に触れ、奉仕慈愛の心「SERVE」「LOVE」「GIVE」からはじまる愛のヨーガがひろまりますように! 今回は、13章「インテグラル・ヨーガ」から〈「祈り」という形のサーダナ〉、〈身体の健康について〉〈マントラと「心のバックグランド」〉をお伝えします。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

「祈り」という形のサーダナ

 グルデーヴはわたしたちに、「祈り」という形の布施や奉仕を行うことを強く勧められていました。しかし、それは自分勝手な祈りであってはいけません。自分自身のための祈りではありません。

 グルデーヴにとって、祈りは人生の一部になっていましたが、とくに*“マハー・ムリティヤンジャヤ・マントラ”には特別な信仰を持っていました。グルデーヴの信奉者は、自分や家族が病気になった時などによく、“マハー・ムリティヤンジャヤ・マントラ”を唱えてくれるようにと、グルデーヴに手紙を書いてきました。

 そんな時、わたしたち全員がこのマントラを唱え、その人のためにどのくらいマントラを唱えたか、報告しなければなりませんでした。

 会ったこともないその人の幸せを願って、ガンジズの河原に坐っては、“マハー・ムリティヤンジャヤ・マントラ”を唱えるのです。

 これが、グルデーヴはよく私達に推奨された、「奉仕」のもう一つの形なのです。その中には、*サーダナとしての不可欠な要素が入っています。ガンジスの河原に坐って1時間半*ジャパを唱えることは、わたしたち自身のサーダナであると同時に、それは他者への奉仕であり、人類への奉仕でもあるのです。

 わたしたちは、そのことから何の実益を得ることはできなかったかもしれませんが、どのようにしてエゴをなくすかという、大切な事を学んだのです。無私の奉仕と自分自身のサーダナとは、一体となっているのです。

 そして、求められた数だけマントラが唱えられると、祭祀が行われ、それから貧しい人たちに食事が配られ、ようやく儀式は終わるのです。

 そうするとまた、別の人からマントラ・ジャパの依頼があり、同じように繰り返されるのです。当時、このような事が日常的に行われていました。

 グルデーヴはわたしたちによく、人の幸福のために祈ることを勧められていました。他人の健康や幸福、平和のために祈り続けることは、あなた自身が聖なる恩恵をほとばしらせる「水路」になることなのです。池にたまったままの水はいつか汚れて腐ってしまいますが、「水路」から流れ出ている水は決して腐ることはありません。

 これと同じように、「水路」になり続けることによって、わたしたちはいつも純粋でいられるのです。いつも聖なる恩恵で満ちていられるのです。

 実は、この話自体には新しいことなど1つもありません。人びとは何百年も前から祈りを捧げてきたのですから。しかし、この中には、「祈り」というバクティ・ヨーガと「無私の奉仕」というカルマ・ヨーガの理念とを結合させるという、グルデーヴのすばらしい考えがあったのです。

 ジャパや祈りは、個人的成長だけではなく、人びとへの奉仕としても重要な役割を持っています。それによって、個人的な進歩は無理なく自然にやってきます。

 わたしたちが自分自身のことだけを考え続けるならば、それはエゴであり、問題があります。この身体の中に「わたし」がいるように、他の人の身体の中にも「わたし」がいます。自分の中の「わたし」に祈る代わりに、他の人の中の「わたし」に祈るならば、エゴはなくなることでしょう。他の人の中にもまた「わたし」がいるのです。なぜ、他の人の中の「わたし」に祈らないのでしょうか。それは、私の中の「わたし」と同じではないでしょうか。な何か違いがあるのでしょうか。

 祈りなさい。しかし、自分のためではなく、他の人の幸福・健康・長寿を祈るのです。祈り続けるならば、心がつくりあげた「自分と他者との違い」という幻影は、きっとなくなるでしょう。それは、エゴが破壊されていくことでもあるのです。これを続けて行くならば、瞑想は何の苦労もなくできるようになるでしょう。

 お気づきでしょうか。わたしたちはこれまで、バクティ・ヨーガやカルマ・ヨーガについて語ってきたにもかかわらず、ラージャ・ヨーガの本質について語っていることを。これらのヨーガに、違いというものはまったくないのです。

 私達は絶えず注意深く観察し、瞑想し、内省することによって、実は*ヤマ*ニヤマを実践しているのです。意識することなしに、ヤマとニヤマを実践しているのです。意識することなしに、ヤマとニヤマを苦労なく実践しているのです。今までその名前について言及することさえなかったのにです。

 

自分のためではなく、人のために祈るなら心が乱れることもなく、グルデーヴが教えてくださったように、奉仕の行為としてマントラを唱え続けられるのです。

 どんなサーダナも(瞑想でさえ)、心の中に目的や目標を持ってなされたならば、効果的でないばかりか、不安定さや落ち着きのなさを増長させ、逆効果になってしまいます。きっと3分おきに心に思い浮かべることでしょう。

「なぜ、空中に浮かないのだろう?オーム・ナマシヴァーヤ。最初のマントラを唱えてから、少なくとも2インチは浮かなくてはならないはずなのに。オーム・ナマシヴァーヤ」と。

 こんなことを考えること自体が、進歩の邪魔になっているのです。ですから、サーダナは他の人のために行わなければなりません。そうすれば不思議と、何の苦労もなしに達成されるのです。

 

 身体の健康について 

 

グルデーヴはよく、身体の健康のためにアーサナやプラーナーヤーマを行うようにと言われていました。グルデーヴはわたしたちに、身体を「神の住まわれているところ」として扱うようにと教えてくださいました。ですから、清潔で健康に保たなくてはなりません。自分自身のためでなく、神がお住まいになっている寺院なのですから。

 スヴァーミージー自身、ご自分のお体には十分気をつけられ、執拗に激しく襲ってくる病気にもかかわらず、大変お元気でした。健康を保ちながら仕事をしていくためには、どんなことでもなさいました。言いかえれば、仕事をしていくにはどうしても健康が必要なのです。

 1950年の「オール・インディア・ツアー」のマドラスでの日程は、たいへんきついものでした。そのとき、グルデーヴは63歳でした。朝の7時から夜の10時まで、プログラムに従って次々と走り回っていました。講演がここで行われ、バジャンがあそこで行われ、学校を訪問し、食事はまた別のところでというふうにです。

 そんな中、ついにグルデーヴは熱を出し、喉を痛めてしまいました。

 マドラスでの最終日、最後の集会がありました。会場には、1万から1万5000人もの人たちが詰めかけていました。会場の外には、入りきれない人がさらに4、5000人もいました。

 関係者の一人一人が私達のところへやって来て、こう言いました。

「もうおやめになるようにスヴァーミージーにおっしゃってくださいませんか。もう十分ですから。聴衆はただ、スヴァーミージーを見たかっただけなのです。一目お会いしたかっただけなのです」と。

 しかし、スヴァーミージーは講演やキールタンを続けられました。でも、スヴァーミージーができる限りマイクに近づいても、聴衆はその声をなかなか聞き取れませんでした・・・・。

 身体は健康にしておかなくてはなりません。それは趣味や娯楽のためにではなく、仕事のためにです。

 身体は神の住まいであり、そこに住む神がこの身体を通して人びとに奉仕をするのだという考えが、グルデーヴの人生の中にしっかりと根づいていました。もし、私達も同じように考えることができたならば、身体の健康を無視することなどできないはずですし、健康に注意をするようになるはずです。

 出来る限り健康でいなくてはなりません。なぜならば、わたしたちの健康も幸せも、富も平和も、すべて神に属しているのですから。

 

マントラと「心のバックグランド」

 ハタ・ヨーガ、ラージャ・ヨーガ、バクティ・ヨーガなど、すべてのヨーガがお互いに結びついているという考えは、スヴァーミージーの際立った特長でした。

 それが*インテグラル・ヨーガなのです。もし、このインテグラル・ヨーガを確立できたならば、いつでもどこでも*サマーディにいるのと同じことなのです。

 スヴァーミージーのお側にいるとき、わたしたちは常に、自然にサマーディの状態にあり、心乱されることはまったくありませんでした。それは、なんとも譬ようのないよい気持でした。

 しかし、いつでもスヴァーミージーのお側にいられるというわけではありません。そんなとき、何か別の力に囲まれていると感じたり、落ち着かない不安定な気持ちになりました。

 スヴァーミージーは、そういうときにはジャパをするようにと教えてくださいました。そうすることによって、わたしたちはいつでも、グルデーヴが言われた「Background of thought」(心のバックグランド)に触れていられるのです。

 具体的には、自分のイシュタ・マントラを絶えず唱えるということでした。毎朝、起きるやいなやイシュタ・マントラを唱え始めるのです。それからベットを出て、素早く顔を洗い、そして静かに坐り、ジャパを唱え続けるのです。

 瞑想というものは、するというものではなく、自然に生じなければならないものなのです。グルデーヴは瞑想について、細かく描写されたり、説明されたりすることはありませんでした。グルデーヴにとっては、ジャパ自体が瞑想なのです。

 たとえば、瞑想をするように言われたとしても、初めはただ気が散るだけなのではないでしょうか。また、自分では瞑想をしているつもりでも、実際には瞑想状態にいることはなく、ただそれを試みている状態ではないでしょうか。

 しかし、マントラを唱え続けていれば、何の要望も起きず、心と戦うこともなく、何の努力もなく瞑想状態に入ってゆくことができます。出来る限りたくさんマントラを唱えるように試みてください。もちろん、だれかと話している時などはマントラを忘れても結構です。しかし、その人と別れたら、本の10秒か15秒で自分自身の感覚を内に引き戻すという習慣をつけるのです。ほんの数秒で再び神と接触できるようにするのです。それから仕事を再開するのです。

 これを続けるならば、やがて、だれかと話をしている時でも、何かを行っているときでも、眠っている時でも、心の奥底でジャパを続けられるということが分かるでしょう。自然にそうできるようになります。そうなれば、瞑想は簡単にできるようになるのです。

 スヴァーミージーがプラティアーハーラと呼ばれていた、つまり、どのようにして心や感覚器官のはたらきを意志の力で抑止するかという点においても、この「心のバックグランド」は大きな助けとなることでしょう。

 誘惑、恐怖、トラブル、興奮などを感じた時など、あるいは誰かと論争して腹が立ったとしても、マントラを繰り返すことによって、怒りを和らげることができるのです。

 グルデーヴはその点においても、天才的なものを持たれていました。弟子たちがグルデーヴの前で論争をはじめたときなど、グルデーヴもつかの間の論争に加わったかのようにして、こう言われるのです。

「オーム・ナマシヴァーヤ」

 そうして、全てが終わってしまうのです。論争の状態がどうであろうと、論争がどんなに発展しようと、だれが勝とうが負けようが、そんなことは重要ではありませんでした。

「もう十分です」という意味で「オーム・ナマシヴァーヤ」と唱えられ、それで終わりです。

 この方法はわたくしたちの人生において、たいへん大きな助けとなるのではないでしょうか。と同時に、何の努力をすることもなく、わたしたちの「心のバックグランド」をずっと維持し続けられるようにしてくれるのです。そして、瞑想状態にはいれるようにしてくれるのです。

 

*“マハー・ムリティヤンジャヤ・マントラ”:「死に打ち克つ偉大なマントラ」の意味で、シヴァ神のマントラ。

*サーダナ:修行

*ジャパ:「繰り返し」の意味。実際にはマントラを何回も繰り返し唱えること。ジャパには、心の中で・つぶやくように・声に出しての3つの唱え方がある。

*ヤマ:禁戒。『ヨーガ・スートラ』のアシュタンガ・ヨーガの最初の学習。5つの戒(非暴力・真実・禁欲・不盗・不貧)からなる。

*ニヤマ:歓戒。『ヨーガ・スートラ』のアシュタンガ・ヨーガの一つで、五つの戒(清浄・満足・苦行・読誦・自在神祈念)から成っている。

*サマーディ:三昧。瞑想の深まった境地であるが、その深さによりいくつかに分けられる。

 

コメント:

数多くのマントラがありますが、今回の章のなかに*マハー・ムリティヤンジャヤ・マントラという名前が出てきました。以前、Y.L.Sグループの板橋校開校の際、このマントラを108回唱える機会がありました。「オーム トリャンバカム ヤジャーマヘ~・・・・♪」私自身、ちょうどお腹の中に小さな生命が宿っていたときのことでした。長いとか苦痛な感覚はまったくありません。母子ともにとても心地よい響きであり、神聖な気持ちになった感覚を思い出します。マントラを通じて他人の健康や幸福、平和のために祈ることができます。すばらしい行為ですね。自分の心が汚れて濁ってしまわぬよう、出来る限り純粋でいる為にはマントラを唱えることはとても有効なのだと実感できました。シヴァーナンダさんの書き下ろしの作業をさせていただくことによって「祈り」という形のサーダナを改めて認識することができます。トリャンバカム・ヨーガ・センターの皆さんにもよい響きがありますように…OM

 

コメント:

ヨーガに触れ合うようになってから、祈りの時間は自然とやってきます。朝、ヨーガクラスの前後、落ち着かない時、緊張している時・・・神聖な音の持つ力は、心の中の純粋な部分に広がって思考をいい流れへとチェンジしてくれるのかもしれません。口ずさむと体の中を心地いい風は吹き抜けていき、洗われた心で観ることができる。エゴといつでもピタリと寄り添っているから、それを分かった上でこの「祈り」というサーダナを続けていくことが必要なのですね。ハタ・ヨーガは身体を使った実践だけに留まらず全てを含む(ラージャ・ヨーガ、バクティ・ヨーガ、カルマ・ヨーガ)インテグラル・ヨーガであることを聖人シヴァーナンダさんは教えてくれています。共に祈りましょう♪

51JEN0EE5TL._SL500_AA300_


13.10.21

Category { 月刊新聞 }
Comments  { 0 }

R0011579
ありがとうの10周年
11/2㈯〜11/17㈰はナマステ週間
体験費用
2,000→1,000円ヽ(=´▽`=)ノ
入会金
10,000→5,000円ヽ(=´▽`=)ノヽ(=´▽`=)ノ

ご紹介いただけた会員さまには
ヽ(=´▽`=)ノヽ(=´▽`=)ノヽ(=´▽`=)ノ

微笑みの10年から広がりの未来へ!


13.10.21

Category { お知らせ }
Comments  { 0 }

FxCam_1368864662042
✿11/2㈯謝恩YOGA✿
〜プログラム〜
0900-0915 受付
0915-0940 いま、ここ…と。
0945-1130 ハタ・ヨーガ実習
1130-1200 交歓の会(祝の菓子とお茶)

ご家族、お友達を誘い合わせてお越しください。
この日は受講料、受講カードの必要はありません。

微笑みの10年から拡がりの未来へ! 
みなさんで過ごしましょう。
お申込はこちらから
→メール info(※アットマーク)tryambakam.jp
※アットマークを@に変換して配信ください。m(_ _)m
また、Facebookから
→参加するをクリックしてください♪


13.10.16

Category { お知らせ }
Comments  { 0 }

亀甲の敷物の工房。ココに坐ると…大きな亀さんの上…

亀甲の敷物の工房。ココに坐ると…大きな亀さんの上…


毎月少人数で開講されています。
トリャンバカム・ヨーガ・センターの大切な心交感の時間
第3週目日曜日
10月は20日
振替受講も可能です。今週は今日(10/16)台風の影響による休講がありました。どうぞご利用ください。

午前中は以下のプログラム
喜多見地区会館(喜多見駅より成城学園方面に徒歩4分。高架下右手)
✰1000−1130 通常ハタ・ヨーガレッスン{朝に}栗山佳苗指導員 

✰1000−1145 教典を読む『バガヴァッド・ギーター』に学ぶ会 15・16章(早野智子主宰)
※どなたでも聞くことができます。初回の試聴は500円

午後は以下のプログラム
喜多見地区会館(喜多見駅より成城学園方面に徒歩4分。高架下右手)
✰1200−1330 サット・サンガ{Heart of YOGA}
       祈り/講話/Tea Time
✰1330−1500 プラスα ハタ・ヨーガ実習{サーダナ}
       60分、朝のサーダナを行いましょう。


Page 1 of 3123next »