9月15-17日、『三陸ともしび+Y.L.S.グループ ヨーガ合宿』が岩手県下閉伊郡岩泉町で開催されました。合宿の目的は、「今」をみつめ「時」に気づく。
美しい大自然の中で、改めてヨーガを深める時間の中での気付き。
日常の時間の使い方への気付き。
食事への気付き。
被災地を見ることによる気付き。
被災者の今を知る気付き。
記憶は時と共に失われてゆくもの。震災後、私たちと三陸を繋いでくれていたのは『ともしび会』と主宰の早野智子氏でした。映像や言葉では情報が入ってきますがどうも深く理解ができなかったから。。。とてもいい機会!!と思い参加させていただきました。
この溢れる情報社会の中、直接会わなくても携帯電話で、メールで、インターネットで情報を受け取ることができます。しかし、その場を流れる雰囲気や相手の表情、しぐさを感じ取ることはできません。実際に見て、感じて、共感することから理解が生まれるのかな。。。場を共有すること、実体験することは印象に深く刻まれ心に響くようです。
日本の美しい自然が残る岩泉は、町のキャッチフレーズ【水と緑のシンフォニー】そのものでした。朝の澄んだ空気を感じながらヨーガ、日々刻々と過ぎてゆく日常の時間の使い方を考える、自然と共存している岩泉では身体が喜ぶ食事を沢山いただき、被災地を実際周り大自然の美しさと強さを肌で感じ、被災者と触れ合うことで津波被害が与えた心の傷を知りました。訪れてみて、帰ってきてそこがとてもリアル浮かび上がります。知ること、理解することは時をを大切に過ごすということを教えていただきました。お世話になった皆様方、ありがとうございました。
トリャンバカム・ヨーガ・センター指導員:長又美保
ゴーン
ゴーン
ゴーン
朝起きて(タマスから一揆にラジャスへ)
トースターが焦げちゃう〜ゲーッ最悪!(タマス)
あ〜コーヒー飲めない!行ってきまーす!(ラジャス)
仕事仕事仕事に仕事(ラジャス ラジャス)
きゃー間に合うかしらあ、自分がんばれ〜(ラジャス)
ずかれだあ〜(タマス)
かえりたくな〜い(タマス)
飲みに行こ〜(ラジャス)
歌え〜(ラジャス)
・・・(記憶なし)(タマス)
あ〜寝過ごしたあ〜(タマスから一揆にラジャス)
どうしてカミサマは起こしてくれないのかあ。(・・・カミサマお困り)
かみさまあ
カミサマ
「突然呼ばれても。いつもであっているならともかく、急によびだされても・・・都合の良い時だけ呼ぶのですねえ〜」
私たちの毎日は
寝ているか
食べているか
仕事しているか
或いはちょこっと
愚痴ったり
情報交換したり
お噂ごとにおしゃべりしたり
買い物に町の中をウロウロしたり〜
そんなものでしょうか?
全てのことが3つののタイプ(性質)にあてはまります。
闇質、暗い、眠りのタマス
激質、積極的、明るい、熱情のラジャス
そしてその中間の純粋性のサットヴァ
私たちはラジャスかタマスのどちらか。
サットヴァのある生活
ヨーガのある生活
捧げもののある生活
カミサマを思う生活
この間の㈯は
なんとも純粋な、ただそれだけのサット・サンガの時間でしたあ。
サットヴァなサンガ(集い)です。
一緒にありがとうございました。
この日を互いへ
捧げ合いましょう。
合掌
瞑想とは…「今、ここ」を感じること。
あちらこちらとさまよい続ける心を連れ戻し、
静かで穏やかな安らぎへと導いていきます。
「さざなみが立っていいない時にだけ、湖の底にひっそりと沈んている高価な宝石を見る事が出来る」
あなたの内側に眠っている本質を見つめましょう。
詳しくはこちら
合宿を終え、盛岡へ向かいます。
岩泉からの一本道455号路
黄金の大地が広がり、夕日に反射してなんと美しいのでしょう。
自然の力、
活きる生命力
実りの豊かさを思うと、
申し訳ないほどどきどきします。
わたしたちは何ができて、
何をしているんだろう。
何か為になる力をこの自然界に発揮しているのか・・・とそんな気持ちになります。
あれれミステリーサークル?
どうしてこうなるのだろう?稲は何を語っているのか?或いは自然が稲の姿を借りて何か言っているのかなあ〜?
合宿は15名が参加されました。
こうしてご縁あって
一緒の時間を過ごし、
各々がそれぞれに多くを感じた合宿でした。
感じ方は人それぞれですから、ひとつひとつの思いがどうであったかと取り上げて喜び騒いだり、残念だったと後悔におもうことにくよくよもせず、あった事実を大事にとっておこう。
共通した経験した時間だけは、まぎれもなく私たちが経験した、感じた共通のもの。
この時間を、場を共にすることができた事実は、深く印象に残ります。
ありがとう。。。
稲の穂を見て、そんな思いになりました。