今日9/8はシヴァーナンダ・サラスヴァティ ヒマーラヤ入口聖地リシケーシのヨーガの聖者の誕生日。多くの弟子がリシケーシをセンター(中心点)に広がりました。
私たちは、シヴァーナンダの教えに共鳴し、大好きなので、教えに沿ってヨーガを伝えているので、特別に想う日になる訳ですっ😍。
ファンは世界中に💞
シヴァーナンダのお名前は、今多くの人がしているハタ・ヨーガの先生なら、またヨーガをほんの少しを勉強した方はみ〜んな知ってるはず♪そんな偉大な現代を代表するヨーガの聖人であり先生です。
昨日はそんなシヴァーナンダさんの
「一口で言うとこんな聖者」「インドのリシケーシのアーシュラムに来た人に先ず伝えたこと」
を紹介させていただきましたよ。
そして教えの筆頭の「サーブ(SERVE)」をテーマに授業をしましたね♪
今日は
シヴァーナンダの教えの筆頭であるSERVE LOVE GIVE の
LOVE について。2018年に作成した小さな冊子の中から紹介します。
―コメント:成瀬貴良氏―
グルデーヴ・シヴァーナンダはどんな人も愛しました。自分を非難したり攻撃的な人でさえも愛しました。
グルデーヴは晩年、重いチフスに罹り、生死をさまよったことがありました。ガンガーの見える自分のクティールのべッドで寝ていた時です。
ガンガーのほとりにある老女がじっと坐っているのを見ました。彼は付き人に言いました。「彼女のところに行って、なぜじっと坐っているのか、食べる物はあるのかを聞いてきなさい」と。
後にその秘書は語っています。「わたしだったら、自分が瀕死の状態なのに、人の心配などできるかまったく自信がありません。そのような愛は一体どこからくるのでしょう」と。
アーシュラムは基本的にヨーガを学ぶところですが、シヴァーナンダ・アーシュムにはいろいろな人がやってきました。まったく精神性もなく、粗暴で、ただ社会に出るのが嫌だから滞在しているという人もいました。
周りの弟子たちは彼にアーシュラムを出て行ってもらうようにとグルデーヴに相談に行きました。
しかし、グルデーヴは弟子たちに言いました。「彼がどんなに意地の悪いことをしても気にしてはいけないよ。アーシュラムに連れてきて安楽地を与えることによって、少なくともデリーから悪者が一人減ったことだけは確かなんだから。彼をここに居させておやりよ。わたしが彼の中に種を蒔くから。そうすればいずれ、あるいは何年か後には芽が出るだろうよ。それが今世でも来世になってもいいじゃないか」と。
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🔸 成瀬貴良先生を囲むヨーガ勉強会の仲間Y.L.S.(ヨーガ・ライフ・ソサエティ)で、制作した小冊子(2016年版)があります。
今週は連載で紹介したいと思います。
冊子が欲しい人はこちら → 小さな冊子『スヴァーミー・シヴァーナンダの言葉』
🔸 『シヴァーナンダ・ヨーガ』を知りたい人への講座はこちら → 著者成瀬先生と読む『シヴァーナンダ・ヨーガ』(善本社)
🔸「Serve, Love, Give」 をテーマにしたハタ・ヨーガの実習ですよ❤(ӦvӦ。)
授業内容はこちら → 授業内容とトピックス
Tryambakam Yoga Center
早野智子
今日9/7はシヴァーナンダ・サラスヴァティ ヒマーラヤ入口聖地リシケーシのヨーガの聖者の誕生日の前日で『シヴァーナンダ・ヨーガ』の著者成瀬貴良先生の誕生日。
―コメント:成瀬貴良氏―
一口でスヴァーミー・シヴァーナンダという方を表すとしたら、「奉仕の人」といえるのではないでしょうか。
もちろん、偉大なヨーギーであり、近年まれに見る聖者であることは間違いありません。
スヴァーミー・グルデーヴ・シヴァーナンダは精神世界に入る前はマレーシアで医師として働いていました。しかし、そのから彼の奉仕の心は大きなものでした。治療費を払えない患者には無料で治療をし、貧しい人にはポケットマネーさえ与えていたということです。
後にリシケーシに来てからも、彼は年老いた修行者や病気のヨーギーのために尽くしました。サンタクロースのように大きな袋を担いでは彼らのところに行って薬や栄養のあるものを与えました。
一方で、自分にはたいへんな苦行を課していました。早朝に、凍るようなガンガーに入っては太陽が昇るまでマントラを唱えていたということです。奉仕と修行は並行して行なわなくてはなりません。
シヴァーナンダ・アーシュラムのスローガンともいえる「Serve, Love, Give」 この三つの筆頭にあげられているのがServe(奉仕しなさい)です。
シヴァーナンダ・アーシュラムはヨーガを学ぶためのアーシュラムです。しかし、グルデーヴ・シヴァーナンダは、ここリシケーシのシヴァーナンダ・アーシュラにヨーガを学びに来た人たちに第一に伝えたかったのがServe(奉仕しなさい)なのです。
アーサナや瞑想や哲学よりもまず学んで欲しかったのが他人へのServe(奉仕しなさい)だったのです。そして、これはスローガンなどではなく、グルデーヴ・シヴァーナンダの生き方そのものでもあったのです。グルデーヴの生涯を見ますと、人のための奉仕についてのエピソードがたくさん伝えられています。
金言と呼ばれるシヴァーナンダの言葉にもあるように、グルデーヴは、「奉仕というのは積極的でなくてはならない。常に他人に奉仕する機会を見つけるばかりか、自分で人々に奉仕する機会をつくらなければならない。」と語っています。
リシケーシのシヴァーナンダ・アーシュラムはそのような精神で満ちあふれています。
🔸 成瀬貴良先生を囲むヨーガ勉強会の仲間Y.L.S.(ヨーガ・ライフ・ソサエティ)で、制作した小冊子(2016年版)があります。
今週は連載で紹介したいと思います。
冊子が欲しい人はこちら → 小さな冊子『スヴァーミー・シヴァーナンダの言葉』
🔸 『シヴァーナンダ・ヨーガ』を知りたい人への講座はこちら → 著者成瀬先生と読む『シヴァーナンダ・ヨーガ』(善本社)
🔸 「Serve, Love, Give」をテーマにしてするハタ・ヨーガの実習。授業内容はこちら → 授業内容とトピックス
Tryambakam Yoga Center
t..hayano
ヨーガの基本(土台となるもの)として、
わたしたちは{5つの持ちもの}を持ってやってくださいと話しています。下記は入会者への手紙からの抜粋です。
{5つの持ちもの}
1. ゆっくりとすることを
2. 比較しないことを
3. イメージを持ち、観察と気付きを
4. リッラクスを
5. 呼吸を
3つ目にイメージをもつ持ちものと、観察と気づきの持つことがあります。
経験とは、観察による明瞭な気づきを持つことです。
何でもかんでも感じるままを観察と気付によって経験をしていたら忙(せわ)しなく落ち着きません。
そのために、イメージを持ちます。
描くイメージを経験する。
イメージは何でもかんでも良いのかというとそうではありません。
インドやヨーガでは、神の姿や名、マントラやオーム、神聖なるものへの集中が勧められています。
サットヴァな気持ちでヨーガしましょう!
皆様のサンカルパ(意志)を輝くものへとするのは集中によるイメージの経験です♪
Tryambakam Yoga Center
早野智子
基本的に汗はどうして出るのか?
・皆さんはご存知でしょう。また検索をして調べれば納得されるかもしれません。
・心身を保つ、生命を保つ生理現象です。
・ヨーガは生命を保ち、向上させるための装置のようなシステムです。
いくつかある流派のなかでもハタ・ヨーガは身体やプラーナや意志を扱いますので、ありありと自身の肉体や心、意識精神を実感しながらバランスを整えてます。自身の生理現象がどのように働いているかを見つめることができるでしょう。
<「汗ばむ」に関して>
ヨーガはたくさんの汗をかいたり、息切れするような激しいエクササイズではありません。
<汗をかいて痩せるについて>
ヨーガを行なうことによって身体がスマートになるというのは、運動によるカロリー消費のためではなく、身体や心のバランスが整い、身体が浄化されるからだと思われます。ですから、ヨーガの場合、同じようなことを行なっていても太っている人は痩せ、痩せている人は太るといわれているのです。
<ヨーガにおける汗の扱い>
段階とその兆候で「発汗が生じる」とハタ・ヨーガの教典に書かれています。
つまり、プラーナーヤーマなどの段階で汗ばみについて語られています。アーサナではありません。
(詳しく知りたい方は、10月から始まるハタ・ヨーガ講座を受講ください。→ こちら)
<一般の汗とヨーギーの汗>
一般の汗は体温超世のための反応で、汗の出ない犬は舌でし、それらのほとんどは水分で他にもミネラルや尿素、乳酸塩なども含まれているといわれています。また、不純物も汗とともに排泄すると思われています。
サウナや運動で一生懸命汗をかく人もいます。
ヨーギーの汗は浄化されていて不純物は出ていないと言います。そのために、ある方法をとって汗を保持します。教典には「汗を垂れ流しにしては身体の要素を失う」と書かれています。
身体を構成している要素、体内に維持されるべき七ホルモンについて、ヨーギーはたいせつに扱います。
(詳しく知りたい方は、10月から始まるハタ・ヨーガ講座を受講ください。→ こちら)
Tryambakam Yoga Center
早野智子