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11.05.07

Category { トリャンバカム・ヨーガ・センター盛岡 }
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5月4日 水曜日 晴れのちくもり一時雨

活動4日目。14名。
今日は14名という大所帯。皆に善き歩みを…Be good.Do good.をお与えくださいますように。昨日被災地を目の当たりにし感じたカンカクを忘れることなく、そして自覚をもって最後の「はたらく日」です。短い時間ですがお騒がせせぬ範囲でできることをしましょう。
4:30 瞑想
自由参加。朝がゆっくりと訪れます。とても静かな流れが動き出していました。どれもこれもみ〜んながとても仲良く互いにバランスを保ち合って、或いは理解し合って朝が訪れるのがよくわかります。一匹の小鳥が、おそらくちょうどこのバンガローの屋根の上にいるのでしょう。声が頭の真上から聞こえ、包んでくれました。
5:20 朝ヨーガ
だからわれわれも、その自然のなかに、壊さぬようにそっとお邪魔をし、徐々に理解し合いました。そして、今日も一日、よろしくお願いします。われわれのはたらきがどうぞ自然でありますように。平和でありますように。相互が歓びに満ちますように。力が善くつかわれますように。とお願いをしました。
6:00 朝食準備など
おのおのさんが、今日一日を各々の力が発揮できるように、マイペースを保って準備をする時間です。ここいらの地方でいう「てんでんこ(めいめいがばらばらに)」です。「7時に朝食だよ〜」だけがお約束。

7:00 朝食

森の朝ごはん。いっただきまーす。

森の朝ごはん。いっただきまーす。

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ヒョ〜、たっぷりの朝食になりました。小豆粥と野菜と長芋の味噌汁の予定に、あれやこれやと加わって、なんとも贅沢な食事です。自然の恵み(ぜんまい、かんぞう、わさび菜、アマドコロ?だったかな)もいっぱいです。食べられる分だけ摘ませていただいて・・・ちょっと多いかな?ゴメンナサイ、でもその分力にするね・・・。

8:30 パッキング
仕事のできる準備をし、東京に帰れる準備もして出発です。
9:15 出発〜!さあ、今日のできることを。
10:00 A龍泉洞避難所でヨーガ・B小本三浦物産店ドロ出し・C小本川ゴミ拾いに別れて作業
トリャンバカムの早野と、『いつでもどうぞ万全です』の亜矢子ヨーギーニさんが二人で担当します。手には、トリャンバカムのみなさんが織ってくださった、手織りの割き織りマットを12本抱えています。
前日の予約状況では1名でした。担当の方のお話では「どうもヨーガをするというのは…というより何かをするというのはいまのところ難しいようです。これからの課題です…。」
しかーし、7〜8名が集まってくださいました。50代〜85歳のおばあちゃま。お坊さんらしき方もご参加いただき、最後に話ができました。とてもよい手応えを感じました。参加者皆さんの表情は時間の経過と共にゆったりと和らぐのがわかりました。頬はピンク色に、「あったかくなってきたあ」「いんや、汗っこかいてきたあ」と途中に声も。最後には今イタイところ、気になること、そんな話が自然に口から出されてお話をしました。
また織っていただいたマットは「こ〜んなキレイで、なんに使おうっ」「ほんとに、よくできている。むか〜しはこうやって作ったもんだ。あ〜ありがたい、懐かしい」と掌でこすりこすりしていました。(次もまた織ってくるよ〜。何に使おう?って、一緒にヨーガするときにつかおうよ〜…と思ったりしていました。)

11:40 迎えの車。
清掃隊へ合流途中、岩泉町の手仕事文化を伝える「てどの蔵」に寄る。初日に漬物や栗おこわを持たせてくださり、商店を営む傍ら蚕の糸を紡いで、それを龍泉洞の水をつかって草木染めをする匠おばちゃん・厚子さんに会いに。残念ながら不在のようです。

『てどの蔵』「くら」を手仕事の実演展示室にしています。

『てどの蔵』「くら」を手仕事の実演展示室にしています。

商店街に面した「みせ」で販売をしています。

商店街に面した「みせ」で販売をしています。

12:00 全員合流昼食
13:00 にわか雨と雷で一時待機
13:20 作業再開っ!!

三浦物産さんの泥出し。はやの意匠チーム(建築家ガールズ5)が作業にあたります。

三浦物産さんの泥出し。はやの意匠チーム+建築家ガールズ5が作業にあたります。

小本川の瓦礫、ゴミを集めます!ゴミ袋を渡されたけど、拾うのはガードレールとか、鉄の柱、網やらブイやコード。ガテンな女子が運びますよ〜。

小本川の瓦礫、ゴミを集めます!ゴミ袋を渡されたけど、拾うのはガードレールとか、鉄の柱、網やらブイやコード。ガテンな女子が運びますよ〜。

15:00 時間となり「活動終了!」

「ありがとうございました、ありがとうございましたあ〜」と社員の八重樫さん。
お家の泥だしにしても、河原のガレキ拾いにしても、こちらで暮らされる皆さんの長い、なが〜いずっと続く復興作業のほんの一部でしかない。・・・お手伝いだったんだか、お騒がせだったんだか。。。でも、私たちは身をもってこの被災の実際を知ることができました。そして遠く離れた東京からでも「まず、やること」、「被災者も私たちも一緒にいる」と感じていること。それがとても肝心なことだと思いました。

ドロ撤去作業にあたった建築家ガールズ5。このあとも宮古を見て廻って東京へ。これからの東北の復興計画をたのみましたぞ〜

ドロ撤去作業にあたった建築家ガールズ5。このあとも宮古を見て廻って東京へ。これからの東北の復興計画をたのみましたぞ〜

こちらは小本川ガレキ清掃にあたったヨーギーニチーム。いやいやどうしてスゴイ力持ちとはたらきもんの集まりでした。三浦物産の八重樫さんと、お疲れさまでした〜。

こちらは小本川ガレキ清掃にあたったヨーギーニチーム。いやいやどうしてスゴイ力持ちとはたらきもんの集まりでした。三浦物産の八重樫さんと、お疲れさまでした〜。

16:00 盛岡へ出発。GWの支援活動はこれをもって終了となりました。
16:15 岩泉町の社協で報告書を提出。
岩泉町とお別れ、一路盛岡をめざします…が!
初日に八重樫家でいただいた「水まんじゅう」をおみやげにとウレイラ商店街へやってきました。(龍泉洞のお水をつかった透明な水まんじゅうのなかは栗あん〜♪とにかく美味しかったのです。)

締めはやっぱり「水まんじゅう」♪お父さんも気になるなあ。

締めはやっぱり「水まんじゅう」でしょ♪お父さんも気になるなあ。

17:00 5時の鐘が鳴りました。

岩泉ウレイラ商店街でひときわ目立つのがこの素敵な建物・小泉家。明治4年まだ人々が牛乳なんて飲み物を知らぬ頃、横浜からショートホーン乳牛種を買い受け岩泉の地で牛乳の生産をはじめた先駆者。まだ誰もバターやチーズを知らぬころ、ここらの町の人々は食べていたと言いますから進んでいたんですね。乳牛の本場アメリカのウエスタン様式を大工に学ばせ建てたそうです。粋ですねえ。

岩泉ウレイラ商店街でひときわ目立つのがこの素敵な建物・小泉家。明治4年まだ人々が牛乳なんて飲み物を知らぬ頃、横浜からショートホーン乳牛種を買い受け岩泉の地で牛乳の生産をはじめた先駆者。まだ誰もバターやチーズを知らぬころ、ここらの町の人々は食べていたと言いますから進んでいたんですね。乳牛の本場アメリカのウエスタン様式を大工に学ばせ建てたそうです。粋ですねえ。

現在岩手の中心地は盛岡ですが、かつては岩手の各地で独自の文化があり、岩泉も産業文化のひとつの中心であったことがわかります。土地には土地の食文化や風土があります。それと正面から向き合いふさわしい産業を興していった先人たちの生き方は今とても参考になるのではないでしょうか。

帰路の車の中で、キールタンです。
カラダはクタクタでも、ちっとも疲れていません。それどころか、ますます力が、すべきことがあるという思いが湧いてきます。生きるとはこういうことなのでしょう。バランスの中にあってはじめて「生きること」が存在するのでしょう。そんなことを歌いながら思い、心は癒されていきます。
森山直太郎さんの素敵な詩を思いました。

『優しさ』 作詞 森山直太郎

本当の優しさとは
人に席を譲ってあげることではない
譲られた席には
自分で選んだ責任と勝ち取った喜びがないから

本当の優しさとは
ともに涙を流すことではない
悲しみを断ち切る
そんな強さを姿勢で伝えること

本当の優しさとは
いつも近くにいることではない
時に相手を突き放し
遠い空からその身を気遣ってあげること

本当の優しさとは
願いを叶えてあげることではない
草花を美しいとするなら
風に揺れるその様を我が身と受け止めること

本当の優しさとは
無闇に励ましてやることではない
光は暗闇を射すのだから
一人で生きる孤独を奪い取ってはならない

本当の優しさとは
優しさについて考えることではない
例えあなたがいなくとも
世界はただ在るのだと認めてみせること

本当の優しさとは
自分で自分の幸せを掴み取ること
そのことを語らい
宇宙の広さを互いの内に感じ合うこと

今日の一日に
合掌
Om

つづく


11.05.07

Category { 月例学習会 }
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四月のヨーガの様子。気持よさそうに『今』と戯れています。・・・寝てる?

四月のヨーガの様子。気持よさそうに『今』と戯れています。・・・寝てる?


ヨーガ・ウォーク=歩く瞑想中。この第2弾『風になる日!』が今月15日朝9時〜!

ヨーガ・ウォーク=歩く瞑想中。この第2弾『風になる日!』が今月15日朝9時〜!

3月〜11月まで、今年は毎月第3日曜日に実施いたします。
(変更もございますので、出発前にHPをチェックください)

【5月のsora Yoga】
5月15日(日)
*第3日曜日3月~11月までの9カ月間の開催です。
場所:多摩川河川敷 5本松付近 (多摩川住宅前、水神前のバス停を上がった河川敷です。)
時間:8時~9時(7・8月は7時〜8時の夏時間になります。)
   9時〜10時はヨーガ・ウォーク第2弾「風になった日」
費用:無料。ご寄付金500円程度。
*現在、東日本大震災の支援金にあてております。
どなたでもご参加いただけますので、ご家族ご友人さまにご紹介くださいませ。

*質問などございましたら、お気軽にメールをくださいませ。


11.05.06

Category { お知らせ }
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ヨーガは二つの車輪を同時に廻し、
確かな歩みを続けるのです。…気づきを常にもって。
その車輪は
ヨーガ実習(アーサナによるカラダとココロの修養)とヨーガ哲学を学ぶことです。

シヴァーナンダさんの言葉<br />
「あらゆるものの中に神が存在していることを自覚しなさい。」

シヴァーナンダさんの言葉
「あらゆるものの中に神が存在していることを自覚しなさい。」


シヴァーナンダさんの言葉<br />
「あなたの義務はただ一つ、真理を悟ることです。これは人生のすべての義務を含んでいます。」

シヴァーナンダさんの言葉
「あなたの義務はただ一つ、真理を悟ることです。これは人生のすべての義務を含んでいます。」


眠れない人の夜が長いように、正しい真理を知らぬ者には、生死の道のりは長い。(ブッダ)
心は動揺し、軽々しくざわめき、欲するがままに赴く。護り難く制し難いものです。叡智ある人はこれを直くし護る。護ったならば安楽をもたらす。二つの車輪によって修養するのでしょう。ヨーガの実習に加えて学びたい人を募集しています。

内 容:「インドの叡智」に学ぶ
    (受講修了証が発行されます。)
    ※養成コースの単位でもあります。
講義日:5月13日(金)より隔週金曜日(月2回)
時 間:午後19:00〜20:00(60分)
場 所:喜多見地区会館(喜多見駅より徒歩3分)
受講料:3500円/1回または9000円/3回連続
申込み:Eメールにてお申し込みください。
    info@yogalifesoc.org
51D2E99F7NL._SS500_


11.05.06

Category { サット・サンガ }
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2011.4.13.ポストカード日本
盛岡から岩泉へ車で約2時間の旅。
窓越しの景色が美しく厳しい。隙のない美しさ。
岩泉は日本で一番の寒さを記録する地域。雪が多く、木々が倒れている。オノオレカンバという樺の木は斧が折れる程硬いところからその名がついているという。ぐ〜んとしなって撓んでいる。夏になるとピ〜ンと真っ直ぐにもどるのだろうか。いずれにしても、弱い樹木が冬毎に自然の力によって伐採される姿を見た。

その夜は、もの凄い春一番が吹き荒れた。
聞いたところ、岩泉町の地形柄毎年かなり強く吹くとのこと。
「それにしたって、昨夜のは凄かった。ここ数年あんな風はないですよ。」と、局長さん(岩泉郵便局長さんをされている親戚の重徳さん)。
翌朝、冬の雪から、今度は春の風によって押し倒されている木々や草木。つかの間であった桜の花の儚さを見た。(人の作るキャンプ装備のモロさも見た。)

海を見た。どこまでも静かで青く続いていた。なんて大きくみごとないのちの海。まさに生命を宿す偉大な母のよう。穏やかで強く、やさしい。

はっとした。岩泉の龍泉洞の地底湖が濁ったという。絶対に濁ることのない世界一の透明度を誇る龍泉洞の地底湖が濁ったのだ。心が少しさみしくなった。
…にごってしまった。地の奥底の水が、濁ってしまった。

言葉が響いてきた。

「屋根を粗雑に葺いてある家には雨が漏れ入るように、心を修養しないならば、情欲が心に侵入する。」
「屋根をよく葺いてある家には、雨の漏れ入ることがないように、心を修養してあるならば、情欲の侵入することが無い。」
今、『心』を、まるで子供を育てるように修養しなくては!ほったらかしていたら、雨漏りがして濁ってしまう・・・龍泉洞の濁った乳白青色に観想した。

「・・・この世のものを浄らかだと思って暮らし(自分の身体が自分のものだと思って美しくよくありたいと願っている)、眼・耳・鼻・口・皮膚といった感覚器官を制御できずに(見聞きしたことを自分のものとしようとして)、食事の節度を知らず欲望の思うままに(手に入りやすい欲望から満たそうとする)、怠けて勤めないと、弱い樹木が風に倒されるように、打ちひしがれてしまうだろう。」岩泉の倒木とリンクした。

「・・この世のものは不浄だと思って暮らして(儚い移り変わる不浄なものと理解して)、感覚器官をよく制御して(気づきに満ちて理解し)、食事の節度をしり、信念があって、勤め励むなら、岩山が風にゆるがないように、(あるいはオノオレカンバのように)打ちひしがれないだろう」。三陸の岩山とリンクした。

海の波は海の一部で、波は海でいないことを知るように、揺れ動く心の波をよく修養しよう…
鳥の鳴き声のように、泡沫のようなこの我が身と知り、かげろうのような儚い本性のものであると悟ろう…本当を、真実を見つめ受け入れる第三の眼(トリャンバカム)を開く時がいている。三陸の海や龍泉洞の濁った地底湖がリンクする。

花摘に夢中になっていては、死がさらっていく
眠っている村を洪水が押し流していくように…

津波によって全てを失った人々。それを知る人。知る?本当に知っているのかな?テレビや情報、言葉のやりとり、頭での理解で知った事になるのだろうか?
1000年に一度といわれる歴史の最中にある人類のうち、どれくらいの人々が、本当に「今」という時代を体験したのだろうか。

今に「在る」。
この時代に生まれた我々が「生きること」を実体験しようとするなら、それは、「今」を理解することなのか。
理解は真理を見出していくだろう。・・・いえ、或いは見出せない事実と向き合うかもしれない。いずれにしても「在る」ことを理解し、実体験することが大事。「生きること」への理解が大事。見聞きすることでは生きていない。ここに「在る」ではない。

そんな思いが私の中にたゆたう今です…理解に向かっているような、いないような…

黙々と復興作業をする人々、できない人々…
おそらく生きていられるあと数十年の間には、かつて当たり前だった毎年の、親戚一同集まって、ご馳走を囲む日はやってはこないだろうと覚悟している人、それに気付き、共に歩む人、何とかしようと動く人、気づかぬ人、ねむる人。いろんなところどころでの環境と、人の心。
黙々と、ただただドロを洗い、洗う。また翌日も洗う、洗いを続ける人。
黙々と、ただただドロを掻き出し、掻き出す。また翌日も掻き出す、掻き出しを続ける人。
黙々と、ただただ瓦礫を運び、運ぶ。また翌日も運ぶ、運び続ける人。

「な〜んにもやる気がしないんだあ」「少し静かにして欲しい」
「あたしんところにはだ〜れも見舞いにもきてくれないんだ」
「あたしたち、ぜ〜んぶないんだ。足りないよ。少しだけくれてもね…みんなの分くれないかなあ」

全ての人々が一日のおしまいにふう〜と息を吐き出し、眼を閉じて、その先の最後で静かに微笑むことがでいたらどんなに平和なことでしょうか。
平和でありますように。
理解が平和を包みますように。
真理の眼が育まれますように。

Hari Om tat sat..

toko..