今回は、
第2部 【中世インドとヨーガ】
第1章 「ラージャ・ヨーガ」
●アシュターンガ・ヨーガ
・ヤマ
③アステーヤ
④ブラフマチャリヤ
⑤アパリグラハ
・ニヤマ
①シャウチャ
②サントーシャ
③タパス
④スヴァーディヤーヤ
⑤イーシュヴァラ・プラニダーナ
・アーサナ
・プラーナーヤーマ
・プラティアーハーラ
・ダーラナー
・ディヤーナ
・サマーディ
・有想三昧と無想三昧
・有種子三昧と無種子三昧
第2章「ジニャーナ・ヨーガ」
1.『バガヴァッド・ギーター』
●二大叙事詩
●『マハーバーラタ』
●『マハーバーラタ』のあらすじ を学習しました。
[学習内容]
前回に引き続き「ヤマ」の学習から
③アステーヤ(不盗)
盗んではいけない。(人の平和や時間も含む)欲しがっても、羨ましがってもいけない。
④ブラフマチャリヤ(禁欲)
今日では独身を通すこと。
⑤アパリグラハ(無所有)
持っているものが少なくても執着していてはダメ
「ニヤマ」(勧戒)積極的な戒め
①シャウチャ(清潔、清純)
身体だけでなく、内面(態度、話し方)も純粋でなくてはならない。
②サントーシャ(満足)
マイナスなことがあっても、これですんだ(軽くすんだ)と思うこと。不満を持たない。
③タパス(熱、火、苦行)
苦行(古い修行)をすることである境地に達する。
④スヴァーディヤーヤ(自習)
マントラ、聖典を学ぶこと。
⑤イーシュヴァラ・プラニダーナ(自在神祈念)
特別な神霊に祈念する。
「アーサナ」(坐法)
瞑想のためのもの。静かに楽に坐れないと瞑想はできない。
※今日私たちが行っている、いわゆるアーサナではない。
「プラーナーヤーマ」(調気法)
瞑想のため心を落ち着かせるもの(静かな呼吸)
「プラティアーハーラ」(制感)
感覚器官のコントロール。
※感覚が外に向いていたのでは瞑想にならないので制御(コントロール)する。
「ダーラナ」(集中)
自由になった心を特定の場所(花、愛、平和など)に集中させる。
「ディヤーナ」(瞑想)
ダーラナから流れるように深く深くなっていく
「サマーディ」(三昧)
自分がなくなる。自分と瞑想対象の区別がなくなる。
①有想三昧と無想三昧
②有種子三昧と無種子三昧
と、サマーディも深さによって区別する心の分析は、インドでは古くからあった。
第2章「ジニャーナ・ヨーガ」
1.『バガヴァッド・ギーター』
神の歌といわれ、神・聖者・インド精神を代表するただ1冊の書物。
●ジニャーナ・ヨーガ
●カルマ・ヨーガ
●バクティ・ヨーガ を説く教典。
インドには2大叙事詩といわれる『ラーマーヤナ』と『マハーバーラタ』があり、『バガヴァッド・ギーター』は、その『マハーバーラタ』のストーリーの中の一部です。
『マハーバーラタ』は、王位継承に絡む親戚同士の争いを中心とするもので、どこか『三国志』に似ているそうです。
次回は、『バガヴァッド・ギーター』で説かれている3種のヨーガを学習します。
次回の養成コースは、7月6日(金)実技解説です。
こんにちは。
ヨーガに関する正しい知識を深めたい方へ、お知らせです。
ザ・ヨーガ・ライフ・ソサエティ グループでは、ヨーガを正しく深め、迷いなくその歩みを全うできるように、どなたでも受講いただける定例学習会を開催しております。ヨーガは、実習を継続することだけでは未完成です。断続の実習(修練)と教典を読む、そして信仰(よりどころ)が必要です。月に一度の土曜の夜に、喜多見にある喜多見地区会館でヨーガの学習会が行われています。現在ハタ・ヨーガを実践する者であれば学んでおきたい教典『ヨーガ・スートラ』を学習しています。
詳細はこちらをご覧下さい。
7/7㈯
Do!サット・サンガ☆(誘導)早野 智子
サット・サンガとは真の集まり、真理を求める者らの集い。一同に集まり聖者の話をきいたり、聖なるマントラを唱えたり、聖典を朗唱するなどして、神様の存在を明らかにしていきます。
「カミサマ?」とお思いになる方もいらっしゃるかもしれませんね。
皆さまひとりひとりの中にある神聖に気付く日です。
誰もが清らかな光の神聖のこころを、精神をもっています。
それに気づいた時、豊かで清らかな流れが起ります。
カミサマが現れます。
こんなご経験、ありませんか?
少し早起きをして、散歩にでる。それが多摩川や神社などであれば一層格別でしょう。
何とも言えない新鮮な気持ちよさで、それまでの眠気やモヤモヤは失せ、とてもやさしく清らかな気持ちになれる・・・こんな経験はどなたにでもあるのではないでしょうか?
これが神聖です。
『何をするのだろう』は気にされず・・・といっても、普通は無理かもしれませんね。
どうしたって、その内容が自分にとって有益か、行ったら得か損かを考えてしまうかも知れません。
神聖な会には、いいもわるいもありません。みな、思ったことは自分の現れですから、
そういう時間をもつ事が大事です。
『いらしていただければ流れます。』是非、お越しください。
おいしいChaiなど飲みながら、懇談もしようではありませんか。
期日:7月7日㈯ 13時〜15時頃
場所:西河原公民館
内容:講話・実習・キールタン・懇談
費用:運営費に当てさせて頂きます。
¥3,000
※トリャンバカム会員及び、事前予約された方は¥2,500です。問い合わせください。
問合せ:infoアットマーク(カタカナを@に変換ください)tryambakam.jp
ハタ・ヨーガの代表的な教典『ハタ・ヨーガ・プラディーピカー』
プラディーピカーとは、「小さなランプ」あるいは「灯」のこと。
迷える者たちに、その道しるべとなるように著者スヴァートマーラーマが親切にもランプ(プラディーピカー)を照らします。
自分で読むには難しい教典。
今回は、1日でわかりやすくハイライトでお伝えします。
きっと日々のプラクティスが深まっていくでしょう。
【期日】平成24年7月1日(日)
【時間】14:30 開場 15:00~17:00
【場所】代々木八幡区民会館 3階和室1・2
渋谷区代々木5-1-15
小田急線代々木八幡駅より徒歩約7分
【内容】『ハタ・ヨーガ・プラディーピカー』の講習
※学習会です。実技はありません。
【講師】成瀬貴良氏
【料金】会員 予約振込 2,500円/当日 3,000円
一般 予約振込 3,000円/当日 3,500円
【定員】20名
【お申込・問合せ】info★yogalifesoc.org
(★を@に置き換え下さい)